こんにちは!今回は、冬の日焼けについて詳しく解説していきます。
冬は日差しが和らぎ、夏よりも紫外線対策が甘くなりがち。しかし、美容メディアなどでは「冬も日焼け止めを塗りましょう!」といった意見が多く見受けられていますよね。
一方、「なぜ冬にも日焼け止めが必要なの?」「冬も日焼けするの?」と、疑問をお持ちの方は多いはず。また、「できれば日焼止めを塗りたくないけど、塗らないと肌に悪いのかな?」と、心配になることもありますよね。
そこで、この記事では、スキンケアオタクな美容ライター歴6年の筆者が、冬の日焼け止めの必要性や乾燥時の対処法、冬の日焼け止めおすすめ商品も併せてご紹介していきます。
さらに後半では、「さすがに冬は日焼け止めを塗りたくない」「日焼け止めが肌に合わない」という方向けに、日焼け止めを使わない冬の紫外線対策方法もお届けします!
冬も日焼け止めを使うべきか悩んでいる方はもちろん、「日焼け止めは嫌だけど、紫外線のダメージも気になる」という方も、ぜひ最後までご覧ください。
冬でも毎日の日焼け止めは必要?⇒美容を徹底するなら必要!

冬でも日焼け止めが必要かどうかは、人と場合によります。基本的には、紫外線による肌へのダメージを防ぎたいという方は、冬でも日焼け止めを塗った方が良いです。
例えば、
- 長時間の外出をする
- シワやたるみ対策をしたい
- 雪が積もっている環境
といった場合は、日焼け止めを塗った方が良いでしょう。
逆に、紫外線による肌へのデメリットよりも日焼け止めを塗るデメリットの方が大きいなら、無理して日焼け止めに頼る必要はありません。
ただし、冬も紫外線による肌へのリスクは十分にあります。日焼け止めを塗らずに、紫外線による肌トラブルを防ぎたいのであれば、冬も帽子や日傘などの紫外線対策を取り入れましょう。
冬でも日焼け止めが必要な理由
冬でも日焼け止めを塗った方が良い理由は、冬も紫外線は降り注ぎ、私たちの肌に影響を与えているから。
紫外線による肌への影響
肌の乾燥、肌荒れ、シミ、そばかす、くすみ(乾燥やメラニンの蓄積による)、シワ、たるみ、肌表面が黒くなる・赤くなる など
冬は日焼けによって、肌が赤くなったり黒くなったりすることは稀。しかし、肌は冬も紫外線の影響を受け続け、見えないところで肌トラブルやエイジングサインの原因が発生しています。
今と将来の美肌のために、冬でも日焼け止めを塗ることはとても有効。
日焼け止めを塗るデメリットもある
冬も日焼け止めを塗ることは、美肌を目指すために大切。しかし、「どんな時も、必ず日焼け止めを塗るべき」とは限りません。紫外線による肌へのダメージよりも、日焼け止めを塗るデメリットの方が大きい場合があるからです。
例えば、外出時間が短いのに、落ちにくい日焼け止めを塗っている場合。この場合は、短時間に受ける紫外線ダメージより、強いクレンジングによる肌の乾燥や摩擦の方がお肌に良くないと考えられます。
個人の肌質によりますが、短時間の外出なら日焼け止めを省いても良いでしょう。あるいは、落としやすさ重視の日焼け止めや、UVカットの帽子や日傘を活用するのも効果的。
また、シミやシワができることより、日焼け止め塗ること自体がストレスになっている場合や、日焼け止めそのものが肌に合わない場合も無理は禁物です。
日焼け止め以外でも紫外線をブロックする方法はありますし、化粧品では追いつかないシワやシミの悩みは、美容医療に頼ることもできます。自身のお肌やライフスタイルなどに合った方法で、無理なく美容・紫外線対策を楽しみましょう。
冬でも日焼けする可能性あり!冬の日焼けはなぜ起こる?

とはいえ、先述の通り冬でも「日焼けをしない」「紫外線ダメージを受けない」ということではありません。
ということで、冬に潜む日焼け・紫外線ダメージについて、さらに詳しく学んでいきましょう。「なぜ冬も日焼けするの?」という疑問を細かく解決していきますよ!
【冬の日焼けの原因①】冬も夏の半分程度の紫外線量がある
お空に太陽が昇っている以上、紫外線は肌に影響を与えます。
地表に届く紫外線波には、UV-AとUV-Bがあります。冬は夏に比べるとUV-B量が一気に減少するため、冬は短時間であからさまに日焼けする場合ことは少なくなると言って良いでしょう。
しかし、UV-Aは冬でも半分程度しか減りません。そのため、冬もシワやたるみ、皮膚の黒化の原因となる紫外線は十分に降り注いでいることを覚えておきましょう。
UV-Aとは?⇒主にシワやたるみの原因、皮膚の黒化も
UV-Aは波長が長く、ガラス越しや曇りの日でもお肌の奧(真皮の中層)まで届きます。主に、シワやたるみの原因となる紫外線です。さらに、UV-Aを長時間浴びると皮膚の黒化の原因にも。
このUV-Aをブロックする指標が、日焼け止めに表記されているPA指数。PAの「+」の数が多いほど、UV-Aの防御効果が高いと言えます。
UV-Bとは?⇒肌が赤くなったり、黒くなったりする原因。
UV-Bは、エネルギーが強く、あらゆる方向から肌に届く紫外線。主に表皮(肌表面)にダメージを与え、肌が赤くなったり、黒くなったりする原因です。
このUV-Bの防御効果を示しているのが、日焼け止めのSPF数値です。「25分×SPF数値=日焼けを遅らせる時間」という意味をもちます。
【冬の日焼けの原因②】冬は肌が乾燥して、紫外線のダメージを受けやすい
冬のお肌は乾燥により、紫外線のダメージも受けやすいです。その理由は、お肌が乾燥すると肌のバリア機能が低下してしまうから。
お肌は自らがうるおいをバランス良くキープすることで、あらゆる刺激から肌を守っています(=バリア機能)。しかし、お肌のうるおいが足りなくると、バリア機能も乱れ、外部からの刺激を受けやすくなるのです。
肌のバリア機能が乱れると、乾燥⇒紫外線ダメージ⇒さらなる乾燥⇒さらなる紫外線ダメージ…といった悪循環に陥ります。その結果、肌荒れや赤みといった肌トラブルにも繋がるのです。
【冬の日焼けの原因③】新雪は紫外線をしっかり反射する
日差しが和らぐ冬場でも、雪の積もった場所は紫外線の反射に要注意です。雪は白くてレフ板のような効果があるので、紫外線を強く跳ね返します。ウィンタースポーツの“雪焼け”は、雪が紫外線を反射することで起こります。
例えばアスファルトの紫外線反射率は約10%ですが、新雪の紫外線反射率は約80%と言われています。雪の積もった晴れの日は特に気を付けたいですね。
【冬の日焼け止めの使い方】腕や体にも塗った方が良い?
続いて、冬の日焼け止めの使い方について解説していきます。
「冬も体に日焼け止めを塗った方が良い?」「塗り直しはするべき?」「塗る量はどのくらい?」といった疑問にお答えしていきますよ!
腕などの露出してない部位には、日焼け止めを塗らなくても大丈夫
冬の日焼け止めは、肌が露出している部分は塗った方が紫外線対策になります。顔以外では、首・デコルテ・手先など。一方、腕や脚など、洋服で隠れているところは、日焼け止めを塗らなくても大丈夫。
服の素材によってどれくらい紫外線を遮断できるかは変わってきますが、気になる方はデニムや厚手な素材を選ぶと良いでしょう。ただし、暑くて袖を長時間めくるようであれば、冬でも腕に日焼け止めを塗った方が良いですよ。
また、ストッキングや薄手のタイツは紫外線を通しやすいことも特徴。べたつきや塗り直しが面倒だけれど脚の日焼けが気になる方は、UVカット機能があるストッキングやタイツを選んだり、脚の露出を控えるのもおすすめです。
日焼け止めの適切な量は?⇒不快感がない程度に多めに塗る
日焼け止めの使用量は、パッケージや公式サイトの表記に従いましょう。表記がない場合は、不快感・違和感がない程度にできるだけ多めに塗るのがおすすめです。
冬の日焼け止め塗布量のポイントは、少しでも良いので不快感を感じない程度に肌が露出する部分に塗ること。やや塗布量が少めでも、日焼け止めの効果が0になるわけではありません。
たしかに、表記されているUVカット指数に近い効果を得るには、日焼け止めをムラなく厚めに塗ることが大切。しかし、薄いからといって効果がなくなるわけでもないので、その日の活動やお手持ちの日焼け止めの質感なども考慮してくださいね。
冬でも日焼け止めの塗り直しは必要?適切なタイミングは?
冬もできるだけ日焼け止めを塗り直した方が、紫外線対策には効果的です。日焼け止めの塗り直しのタイミングは、2~3時間に1度が理想的と言われています。
冬は夏のように汗で日焼け止めが落ちることは少ないですが、日焼け止めは擦れや手指消毒などでも落ちます。日焼け止めによるUV対策を徹底するなら、冬も可能な限りこまめに塗り直しましょう。
ただし、あくまでもこれは目安です。冬は露出も少ない&顔は塗り直しが難しいので、UVカット指数が高い日焼け止めを使ったり、帽子やマスクを併用するなどの工夫も試みてください。
日焼止めを塗って乾燥するときの対処法
日焼け止めを塗る際に悩ましいのが、お肌が乾燥してしまいがちな点。特に冬は、乾燥が気になる季節ですよね。
日焼け止めを塗って感想を感じてしまう理由は主に2つ。1つは、日焼け止めを塗る前の保湿が足りていないから。2つ目は、その日焼け止めがあなたのお肌に合っていないから。
ということで、日焼け止めを塗った後に肌が乾燥する時の対処法をお伝えしていきます。
日焼け止め後の肌乾燥の対処法①:追い保湿をする
まず、日焼け止めを塗った後に肌の乾燥が気になる時は、応急処置として追い保湿をしてみましょう。日焼け止めを塗った上から乳液やミスト化粧水を重ね、もう一度日焼け止めを塗り直して完了です。
また、普段のスキンケアでは、春夏よりもうるおいリッチな美容液やクリームを使うのがおすすめ。スキンケア化粧品を塗ったら、ハンドプレスで10~20秒程度じっくり馴染ませるのも効果的です。
日焼け止め後の肌乾燥の対処法②:保湿効果のある日焼け止めに変える
しっかり保湿をしても、日焼け止めを塗った後に肌が乾燥する場合は、そもそもお使いの日焼け止めがあなたのお肌に合っていない可能性があります。
そんなときは、保湿効果も期待できる日焼け止めに変更するのがおすすめです。
例えば、しっとりした使用感の日焼け止めや、保湿成分が豊富な日焼け止め。また、低SPF・低PAの日焼け止めも狙い目です。これらは敏感肌向けに開発されていることが多く、うるおいに配慮している商品も目立ちます。
【秋冬用】日焼け止めの選び方5つのコツ
続いて、秋冬に使いやすい日焼け止めの選び方を解説していきます。ポイントはこちらの5つです。
<秋冬用日焼け止めの選び方>
- 日常生活用ならSPF20程度でOK
- 「石鹸で落とせる」を信用しすぎない
- トーンアップを狙うならカラータイプ
- 付け心地重視ならウォーターベース
- 乾燥対策にはクリーム状やジェル状
1つずつ解説していきます。
日常生活用ならSPF20程度でもOK
まずは、日焼け止めのUVカット指数をチェック。生活シーンや目的に合ったUVカット指数の日焼け止めを選んでいきます。目安はこちら。
<生活シーンに合ったUVカット指数>
- SP20以下、PA+~PA++:日常生活(通勤・通学・買い物など)
- SPF20~35、PA++~+++:屋外での軽いスポーツ、レジャー
- SPF35~50+、PA++~++++:炎天下での活動、海や山でのレジャー
- SPF50+、PA++++:海外リゾート、紫外線の強い場所
「塗布量を少し抑えたい」「塗り直しが難しそう」「紫外線に過敏」という方は、UVカット指数が少し高めの日焼け止めが無難です。
ただし、UVカット指数が高ければ高いほど良いというわけではありません。UVカット指数が高いと、お肌への負担になることもあるので、自分の肌とのバランスを考えながら選んでいきましょう。
「石鹸で落とせる」を信用しすぎない
日焼け止めのパッケージには「石鹸で落とせる」「洗顔料で落とせる」という表記を頻繁に目にします。落としやすい日焼け止めをお探しの方は、こちらをチェックしている方も多いのではないでしょうか。
しかし「石鹸で落とせる」「洗顔料で落とせる」という表記はあくまでも目安です。
「石鹸(洗顔料)で落とせる」と書かれていても、実際は落ちないこともあります。石鹸(洗顔料)の洗浄力は各商品で異なり、洗い方によっても汚れの落ち方は違うからです。
必ず石鹸(洗顔料)で落とせるという保証ではないことを覚えておきましょう。
一方、落としやすい日焼け止めを選ぶことは、冬の乾燥対策にも有効。落としやすい日焼け止めは、洗浄を軽めに済ませられるので、肌のうるおいが奪われにくいのです。
落としやすい日焼け止めは、「崩れにくい処方技術が使われてないもの」で、「ウォーターベース(みずみずしい使用感)のもの」に多いです。
もちろん、クリームタイプでも落としやすさを重視している日焼け止めもあります。商品パッケージや公式HP、口コミなどを確認してみましょう。
トーンアップを狙うならカラータイプ
お肌を明るく見せたい方は、トーンアップ機能を持ったカラータイプ(色付き)の日焼け止めがおすすめです。色付きの日焼け止めはナチュラルなカラー補正効果があるので、白浮きせずに肌を明るく見せることができます。
基本的に、化粧下地機能のある日焼け止めに多いですが、昨今は体にも伸ばしやすい色付きの日焼け止めも増えてきました。ジェル状のものだと、手先やデコルテもさりげなくトーンアップできます。
付け心地重視ならウォーターベース
日焼け止めを付け心地の良さで選ぶ際、ウォーターベースの日焼け止めがおすすめ。具体的には、ジェル状や水分感強めな乳液状の日焼け止めが狙い目です。
ウォーターベースの日焼け止めは、みずみずしく伸び広がり、スキンケアっぽい付け心地。きしみ感やオイル感も出にくいので、日焼け止め嫌いな人も使いやすいです。
ただし、ウォーターベースの日焼け止めは薄付きになりがち。しっかり日焼け対策を行いたい時は、可能な限り多めに塗り、こまめに塗り直すことを意識しましょう。
乾燥対策にはクリーム状やジェル状がおすすめ
乾燥が気になる方には、ジェル状やクリーム状の日焼け止めがおすすめです。もしくは、塗った後に肌がサラサラしにくいミルク状(乳液状)の日焼け止め。
ジェル状やクリーム状の日焼け止めは、適度な保湿感があります。美容液成分が豊富な日焼け止めも多いです。特に乾燥しやすい方は、クリーム状の日焼け止めをチェック。クリームタイプは他に比べて油分が多めなので、リッチな保湿感を得られます。
ただし、商品によって実際の保湿感は異なります。中にはクリーム状より保湿感の高いジェル状の日焼け止めもあるので、目安としてお考え下さい。
【秋冬用おすすめプチプラ日焼け止め】SPF20&SPF30編 5選
続いて、秋冬におすすめのプチプラ日焼け止めをご紹介していきます。まずは、SPF20~30の日焼け止め5つをチェック!
無印良品 薬用美白日焼け止めミルク 【医薬部外品】

価格:税込1,590円/150mL
<特徴>
- SPF31・PA+++
- みずみずしい使用感
- 美白(※1)ケアを徹底したい方に
無印良品の薬用美白日焼け止めミルクは、美白有効成分「トラネキサム酸」と、肌荒れ予防の有効成分「グリチルリチン酸2K」を配合。UVカット&美白有効成分による働きで、徹底したシミ予防効果や肌荒れ予防効果が期待できます。
テクスチャーは、水分感のある乳液状。顔にも体にもスルスルと伸び広がります。きしみ、乾燥も気にならず、ベタつきも残りません。
※1 紫外線によるメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを予防する
ORBIS(オルビス) サンスクリーン(R)オンフェイス モイスト

価格:税込1,056円/35g
<特徴>
- SPF34・PA+++
- ノンケミカル
- 比較的落としやすい
オルビス サンスクリーン(R)オンフェイス モイストは、色んな美容有識者さんも支持する日焼け止め。ベージュ系のカラーで軽いメイクアップ効果もあります。
程よい保湿感がありますが、塗布後はサラッとベタつきません。インナードライや皮脂テカリに悩む方にもおすすめです。
FANCL(ファンケル) 乾燥敏感肌ケア サンガード25

価格:税込1,980円/30g
<特徴>
- SPF25・PA++
- ノンケミカル
- スキンケアっぽい使用感
ファンケル 乾燥敏感肌ケア サンガード25は、しっとりクリーミーな日焼け止めです。保湿成分が豊富でうるおい感が高いのが魅力。
伸び広がりも非常によく、白浮きもしません。また、洗顔料でも比較的落ちやすいです。
内容量はあまり多くありませんが、首やデコルテ、手先などにも使えます。
CEZANNE(セザンヌ) 朝用スキンコンディショナー UVミルク

価格:税込825円/80mL
<特徴>
- SPF22・PA++
- ノンケミカル
- みずみずしい使用感
セザンヌ 朝用スキンコンディショナー UVミルクは、とてもみずみずしい日焼け止め。液体は乳液状ですが、付け心地は化粧水に近いほどウォータリーです。
塗布後はしっとりしすぎず、さっぱりしすぎず、心地良い保湿感。日中の乾燥も気になりません。日焼け止め嫌いな方にこそ試してみてほしい1本です。
Curel(キュレル) UVカット UVエッセンス 【医薬部外品】

価格:1,500円前後/50g
<特徴>
- SPF30・PA++
- ノンケミカル
- クリーミーな使用感
キュレル UVカット UVエッセンスは、肌荒れ予防の有効成分「グリチルリチン酸2K」が配合された日焼け止め。さらに、保湿成分にセラミドやスクワランも配合し、長時間付けていても乾燥を感じにくいです。
テクスチャーはしっとりとしたクリームで、乾燥肌さんにぴったり。しかし、ベタつきは全くと言って良いほどありません。落としやすいところも魅力的。
【秋冬用おすすめプチプラ日焼け止め】SPF50・SPF50+編 5選
次はSPF50or50+のおすすめ日焼け止めをご紹介。
UVカット指数が高くても、秋冬にも使いやすい質感の日焼け止めを5つピックアップしました!
Dr.G(ドクタージー) グリーン マイルド アップ サンクリーム

価格:2,000円前後/50mL
<特徴>
- SPF50+・PA++++
- 軽やかなクリーム
- ノンケミカル
ドクタージー グリーン マイルド アップ サンクリームは、韓国コスメで大人気な日焼け止め。
崩れにくい設計ですが、その中では比較的落としやすい印象です。整肌成分として、CICA成分(※2)やドクダミエキスなども配合されています。
ほんのりトーンアップ効果がありますが、白くなりすぎず、体にも抵抗感なく塗れるレベル。軽やかに伸び広がり、保湿感もあります。敏感肌・乾燥肌・脂性肌問わず使いやすい1本です。
※2 ツボクサ葉エキス(整肌成分として)
TEABLESS(ティーブレス) アンティーク サンエッセンス

価格:税込1,870円/100g(楽天価格)
<特徴>
- SPF50+・PA++++
- 軽やかなクリーム
- 紅茶の香り
ティーブレス アンティーク サンエッセンスは、付け心地の良さ重視の方におすすめな韓国コスメの日焼け止め。
水分ベースでみずみずしい保湿感があります。乾燥しにくい上に肌馴染みも良く、秋冬も使いやすいです。
そして持っているだけで美意識があがる、圧倒的なパッケージの可愛さ。香りはさほど強くないので、お手持ちの香水も気兼ねなく併用できます。
Solala(ソララ) 薬用 リンクルホワイト UVデイミルク 【医薬部外品】

価格:税込1,430円/50g
<特徴>
- SPF50+・PA++++
- 保湿感高め
- 乳液&UV下地機能
ソララ 薬用 リンクルホワイト UVデイミルクは、有効成分に「ナイアシンアミド」を配合した日焼け止めクリーム。
美白(※1)&シワ改善効果が期待きます。さらにピンクベージュの色付きで、軽いメイクアップ機能もあり。
テクスチャーは、ぷるんっとした濃厚な乳液といった感じ。スキンケアでの乳液を省けるほど保湿感が高いですが、不快なベタつきは感じません。また、石鹸オフは難しいものの、首やデコルテにも使える伸びの良さです。
※1 紫外線によるメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを予防する
NIVEA(ニベア) ニベアUV ディープ プロテクト&ケア エッセンス

価格:1,000円前後/50g
<特徴>
- SPF50+・PA++++
- 保湿感のあるジェルタイプ
- 乾燥による小ジワを目立たなくする(効能評価試験済み)
ニベアUV ディープ プロテクト&ケア エッセンスは大人のお肌にうれしい日焼け止め。みずみずしいジェルですが、その中ではリッチな保湿感があります。
吸い付くようにお肌に馴染み、均一に密着する処方技術も魅力的。汗や水にも強いスーパーウォータープルーフで、年中活躍してくれる1本です。
アトピタ 保湿UVクリーム

価格:税込1,045円/30g
<特徴>
- SPF50・PA++++
- ノンケミカル
- 密着感のあるクリーム
アトピタ 保湿UVクリームは、落としやすさと崩れにくさのバランスが良い日焼け止めです。
汗や水に強いウォータープルーフ処方で、しっかりと紫外線からお肌を守ることができます。
テクスチャーは、しっとり感もありつつ、ベタつきは気になりません。スキンケアを十分馴染ませたり、オイリーなクリームは控えめにしておくと、モロモロが出にくいです。
【秋冬用おすすめプチプラ日焼け止め】トーンアップ機能編 5選
続いては、トーンアップ機能がある秋冬におすすめの日焼け止め5選をご紹介していきます。
espoir(エスポア) ウォーター スプラッシュ サンクリーム

価格:2,000円前後/60mL
<特徴>
- SPF50+、PA+++
- ジェルクリーム状
- カラー:ピンクベージュ系・グリーン系
エスポア ウォーター スプラッシュ サンクリームは、ほのかなトーンアップ効果のある韓国コスメの日焼け止め。
こっそりとカラー補整し、うるおい感・ツヤ感溢れるお肌に仕上げます。
クリームっぽい見た目ですが、塗り心地はとってもウォータリー。伸び広がりが良くクセがありません。手先やデコルテなどにも伸ばしやすいです。肌質や季節を問わず使いやすい1本。
innisfree(イニスフリー) トーンアップ ノーセバム サンスクリーン

価格:税込1,584円/50mL
<特徴>
- SPF50+、PA++++
- ノンケミカル
- カラー:ほんのりピンク
トーンアップ ノーセバム サンスクリーンは、余分な皮脂がコントロールできる韓国コスメの日焼け止め。
毛穴もカバーし、ふわサラなお肌に整えてくれます。特に秋冬も、皮脂テカリやベタつきを抑えたい方におすすめです。
若干ピンクがかった白色のクリームで、血色感を出しすぎずにお肌をトーンアップ。しっかり色白さんに見せてくれるカラーです。
CandyDoll(キャンディドール) ブライトピュアベースCC

価格:税込1,540円/25g
<特徴>
- SPF50+、PA+++
- 透明感のある上品な白肌
- カラー:ラベンダー、ミント、レモン、フィルターホワイト
キャンディドール ブライトピュアベースCCは、大人も使いやすいトーンアップ下地。
長時間乾燥を感じにくく、崩れやテカリも気になりにくいバランスの取れた商品です。もちろん、伸びも良好。
全顔に使いにはラベンダーやイエローがおすすめです。ミントも緑色が強すぎず、比較的広範囲に塗りやすい印象。フィルターホワイトは4つの中でも特に発光感が強めです。ハイライト的な使い方もできます。

REPAIR&BALANCE(リペア&バランス) スキンケアUVベース

価格:税込1,540円/40g
<特徴>
- SPF49、PA+++
- ノンケミカル
- カラー:ホワイト、ピンク系
リペア&バランス スキンケアUVベースは、乾燥しやすい冬にぴったりな日焼け止め下地。保湿成分として植物由来のオイルやセラミド成分などを多数配合。肌荒れケアに人気のCICA成分(※2)も入っています。
<トーンアップライト>は白色のクリームで、透明感のあるお肌に整えてくれるカラー。<トーンアップローズ>はピンク系で、顔色を良く見せたい方におすすめです。どちらも爽やかな柑橘系の香り。
※2 ツボクサ葉エキス(整肌成分として)
MINON AminoMoist(ミノンアミノモイスト) ブライトアップベース UV

価格:1,600円前後/25g
<特徴>
- SPF47、PA+++
- ノンケミカル
- カラー:明るいベージュ系
ミノンアミノモイスト ブライトアップベース UVは、お肌が敏感な方も使いやすい処方の日焼け止め下地。マイルドなクレンジングでサクッと落とせますが、程よく崩れにくいです。
適度な保湿感がありますが、しっとりしすぎないのもうれしいところ。セミツヤ~セミマットな仕上がりです。明るいベージュ系の色で、ナチュラルなトーンアップ効果&毛穴カバー効果もあります。
冬に日焼け止めは塗りたくない人へ|以外で冬の日焼け予防対策5選
美容にこだわるなら、やはり冬も日焼け止めは大切です。しかし、最初にお話したように、無理をしてまで日焼け止めを塗らなくても大丈夫。
ということで、日焼け止めを使わない冬の紫外線対策方法もご紹介していきます。
日差しの少ない場所で過ごす
まずは、日差しそのものを避けること。例えば、ネットを利用して外出時間や日数をなるべく減らす、日陰や地下街を歩く、日の高い時間の外出を控える、お店では日差しの届きにくい場所や席を選ぶなど。
もちろろん、ライフスタイルによって、完全に日差しを避けることは難しいです。それに、意識しすぎることがまたストレスになり得ます。無理のない範囲で、できることから始めてみましょう。
帽子・手袋・マフラーを活用する
日焼け止め以外のUV対策と言えば、日傘や帽子が代表的。加えて、冬は手袋やマフラーも日焼け対策に使えます。
日傘は夏のイメージが強いので、冬に使うのは抵抗があるという方も多いはず。しかし、帽子・手袋・マフラーなら、冬もナチュラルに着用できるので、どんどん活用しましょう。

UVカット機能のあるマスクを使う
冬の日焼け対策には、UVカット機能をもったマスクも便利です。フェイスカバーより守備範囲は狭くなりますが、冬にも気軽に取り入れやすいのがメリット。
ファッションの邪魔にもなりにくいです。ただし、ゴムの部分はどうしてもカバーできません。帽子や日傘なども一緒に使った方がより効果的です。
タートルネックや丈の長いボトムを着用する
手袋やマフラー、マスクでも言えることですが、肌の露出を避けることが日焼け対策になります。
そこで、冬のお洋服はタートルネックや丈の長いボトムの着用がおすすめ。防寒にはもちろん、首や脚に日焼け止めを塗らなくても日焼け対策ができます。
また、袖に指穴が開いているトップスなら、手の甲までしっかり隠せます。手袋なしでも日焼け対策ができるので、こちらもおすすめ。UVカット機能が付いていると、さらに良いです。
カーテンを閉める
紫外線は窓も通り抜けてお肌に届きますが、カーテンを閉じておくだけでも、紫外線をいくらかカットできます。
特に、夏冬通して遮光カーテンがおすすめ。通常のカーテンよりもしっかりと日差しを遮断し、お部屋もぐっと暗くできます。「お家で日焼け止めは塗りたくないけど、紫外線は気になる」という方にオススメ。
加えて、遮光率の高いカーテン(遮光一級)は冷暖房の効果も高めます。メリットが大きいので、ぜひ検討してみてください。
最後に|日焼け後のケア方法!低刺激な保湿ケアが重要
最後に、日焼け後の、お肌の適切なお手入れ方法をご紹介します。
夏も冬も、日焼け後のお手入れは基本的に同じ。ただし冬は乾燥しやすいので、保湿ケアにより注力することが大事です。
火照りがあるなら、濡れタオル等で冷却を
日焼け後に皮膚が熱を持っているなら、まずは火照りを冷ますことが優先です。
肌の火照りを落ち着かせるおすすめの方法は、濡れタオルを当てること。タオルも柔らかいものを使用した方が、肌を傷めにくいです。
氷水を入れた袋や凍った保冷剤は冷たすぎて、肌が痛みを感じる場合があります。もし使用する場合は、タオルに包んで使用しましょう。
やさしくシンプルな保湿ケア
日焼け後、火照りが落ち着いてきたら、お肌を保湿します。ポイントは、普段よりやさしい手つきでケアしてあげること。日焼け後のお肌はとても敏感で、刺激を感じやすいです。擦ったり、叩きこんだりするのはNG。
また、使用する保湿化粧品は、水分も油分もバランス良くチャージできる乳液がおすすめ。お肌をしっかり保護してくれるワセリンを重ねるのも良いです。
できれば1~2個の保湿化粧品で済ませ、シンプルなケアを心がけましょう。
日焼け後は美白化粧品は一旦お休み
日焼け後しばらくは、美白化粧品の使用はお休みするのがベター。特に、日焼け直後は保湿ケアだけを行いましょう。
日焼けしたお肌はバリア機能が弱まっているので、いつも気兼ねなく使っているスキンケアにさえ刺激を感じることがあります。刺激を我慢して使い続けると、肌荒れの原因に。
日焼け後は攻めのスキンケアを一旦中止し、シンプルな保湿ケアを優先しましょう。“攻めのケア”は、肌の様子を見ながら少しずつ復活させるのがコツです。
ということで今回は、冬の日焼けについて詳しく解説していきました。
やはり、各美容メディアでも言われているように、美容を意識したい方には、冬も日焼け止めを塗るのがおすすめ。塗らないよりは、塗った方が肌への紫外線ダメージをブロックできます。
しかし、日焼け止めが苦手な方が、ストレスを抱えてまで日焼け止めを塗ることは推奨しません。日焼け止め以外の紫外線対策や、負担のない日焼け止めの塗り方を考えしましょう。
今回の記事が、冬でも日焼け止めを使うべきか悩んでいる方の参考になると嬉しいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
(少しでもお役立てられたなら、Twitterなどで拡散してくれると嬉しいです!)
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