
こんにちは!今回は陶器肌の作り方をスキンケア編とメイク編に分けてご紹介していきます。
昨今のベースメイクは、中国や韓国系メイクの影響もあり、「作り込まれた陶器肌」に注目が集まっています。新作のベースコスメも、陶器肌に仕上げるハイカバーなファンデーションやコンシーラーが人気な傾向です。
しかし、「陶器肌とは何?」「マット肌やツヤ肌との違いは?」「どうしたら陶器肌になれるの?」といった疑問も多いはず。


そこで、この記事では、数々のメイクレシピを研究してきた美容ライター歴6年の筆者が、陶器肌の特徴や作り方を徹底解説!世代問わず活用できる基本的な陶器肌レシピはもちろん、40代以降の大人陶器肌メイクまで伝授していきます。
さらに後半では、陶器肌作りにぴったりな、韓国コスメ・プチプラコスメもご紹介!
この記事を読めば、陶器肌と他の肌質感との違いや、陶器肌作りに必要なスキンケア&メイク術、コスメまで知ることができます。徹底的な陶器肌を目指したい方は、ぜひ最後までご覧ください!
【陶器肌の特徴】陶器肌になるには毛穴レス&自然なツヤが必要!
まずは、陶器肌の特徴や、ツヤ肌や透明肌との違いを見ていきましょう。
陶器肌とは隙の無いつるんとした肌
陶器肌とは、肌の凹凸や色ムラが目立たない“つるん”っとした肌のこと。隙のない鉄壁なお肌です。具体的な特徴は以下の5つ。
<陶器肌の特徴>
- キメが細かい
- 毛穴が目立たない
- 控え目で自然なツヤ
- 色ムラ(クマ、くすみ、シミ等)も目立たない
- テカリ、乾燥によるメイク崩れも目立たない
陶器肌は静かなツヤがありますが、毛穴やテカリ、くすみとは無縁の存在。とはいえ、メイクで徹底的にカバーしていくので、すっぴんに自信がない方も挑戦しやすいベースメイクです。
また、メイクだけでなく丁寧なスキンケアも大切。スキンケアで肌に潤いをしっかり与えて土台作りをしておくことで、美しい陶器肌に仕上がります。
陶器肌・マット肌・ツヤ肌・透明肌の違い
「陶器肌」の他にも、肌の質感を表す言葉として「マット肌」「ツヤ肌」「透明肌」などがあります。それぞれの主な違いは、艶の出方とカバー具合です。
陶器肌・マット肌・ツヤ肌・透明肌の違い
陶器肌:つるり肌。自然なツヤ。カバー力高め。
マット肌:サラサラ肌。ツヤなし。
ツヤ肌:しっとり肌。強いツヤ。
透明肌:素肌っぽい。自然なツヤ。粗が目立たない。
お肌の艶は、ツヤ肌>陶器肌&透明肌>マット肌の順で強くなります。また、陶器肌や透明肌は肌の粗を目立たせないのが前提。しかし、マット肌やツヤ肌は、素肌の色ムラをそのまま活かすこともあります。
ただし、テカリを抑えるベースコスメは毛穴が隠れやすいので、「マット肌」は必然的に毛穴が目立たない仕上がりになります。
そして陶器肌と透明肌の違いは、”素肌感”です。陶器肌は厚塗り感はないけど、素肌っぽくもないお人形ようなお肌。メイクで細かくしっかり作り込んでいきます。
透明肌は、素肌っぽいのに毛穴もくすみも目立たない、キメ細やかな肌のこと。もともとお肌がキレイな人というイメージです。メイクでは最小限のステップでお肌の粗を補整し、とにかく薄付きに仕上げます。
【陶器肌の作り方:スキンケア編】おすすめはオイルクレンジングとセラミド美容液
それでは、陶器肌の作り方:スキンケア編を解説していきます。ポイントは以下の5つです。
<陶器肌の作り方~スキンケア編~>
- 適切な洗浄力でメイクや汚れを落とす
- 保湿ケアはセラミドを積極的に補う
- 攻めのケアにはレチノールやビタミンCを
- オイル感の強いクリームは控えめに
- 洗浄後のスキンケアはじっくり馴染ませる
併せて、美容ライター歴6年の筆者が、実際にメイクをしてみた様子をメイクのポイントと共にお伝えします。
お手持ちのスキンケアでもできる方法もあるので、ぜひチェックしてみてください。
【陶器肌スキンケア①】適切な洗浄力でメイクや汚れを落とす

陶器肌を目指すためには、汚れをきちんとオフしつつ、肌のうるおいを奪わない洗浄ケアが大切です。ポイントは以下の3つ。
- 自分のメイクに合ったクレンジングを使う
- 洗顔料の使用も肌の状態に合わせる
- 擦らずにメイクや汚れを落とす
汚れをしっかり落とすために、洗浄力や洗浄の頻度を無闇に上げるのはNG。肌のうるおいが過剰に流され、乾燥による毛穴の目立ち・くすみの原因になります。
また、クレンジング後のW洗顔や朝に洗顔料を使うことも、乾燥が気になる時は控えた方が良いです。
おすすめのクレンジングは、油脂(植物由来の油)を主成分としたオイルやバームです。
オイルが主成分のクレンジングは、メイク汚れや毛穴汚れをしっかりと浮かせて落としてくれます。ニョキっと出てくる角栓ケアにも効果的。中でも油脂は、洗浄時の肌のうるおいを奪いにくいので、乾燥対策も可能です。
【おすすめクレンジング】ma:nyo(魔女工場) ピュア クレンジング オイル

価格:税込2,280円(楽天公式ショップ価格)
<おすすめポイント>
- 油脂が主成分
- 乾燥肌にもオイリー肌にも
- ヌメつき・ツッパリ感なし
ma:nyo(魔女工場) ピュア クレンジング オイルは、人気の韓国コスメクレンジング。濃厚なオイルが、メイクや毛穴汚れもするんっと落とします。もちろん、うるおいはお肌に残したまま!
比較的お手頃価格な油脂クレンジングで、コスパも良いです。W洗顔はお好みに合わせてOK。可愛い限定パッケージが出ていることもあります。
【陶器肌スキンケア②】保湿ケアではセラミドを積極的に補う
陶器肌スキンケアでは「キメの整ったうるおい肌」を目指すことが大切です。現在のスキンケアでうるおい不足を感じている人は、お手入れを見直しましょう。
そんな陶器肌スキンケアにおすすめの保湿成分がセラミド。セラミドはオイルではないものの、お肌のうるおいを長時間キープしてくれる頼もしい成分。ベタつきやテカリを避けながら高保湿ケアができます。
セラミド高濃度配合の化粧品なら、オイルフリーのさっぱりした使用感でも、しっかりと乾燥から肌を守ることができますよ!
【おすすめセラミド化粧品】TOUT VERT(トゥヴェール) ナノエマルジョン

価格:税込3,060円
<おすすめポイント>
- サラッと軽い付け心地
- 乾燥肌にもオイリー肌にも
- 長時間しっかり保湿&お肌保護
トゥヴェール ナノエマルジョンは、高濃度にセラミドを配合した乳液。
乳液と言っても、液体は化粧水に近いくらいサラサラ。ですがしっかりと潤いをチャージ&キープし、乾燥肌もインナードライも手厚くケアしてくれます。
【陶器肌スキンケア③】攻めのケアにはレチノールやビタミンC

さらに、攻めたスキンケアですっぴん陶器肌を目指す方には、レチノールやビタミンC配合のスキンケア化粧品がおすすめです。毛穴周りをふっくら整え、つるスベ肌に導きます。
特にレチノールは、普段のお手入れでさらなる美肌を目指したい方におすすめ。ただし初めは刺激を感じることもあります。まずは低刺激処方のものを、数日置きに使うことから始めましょう。
また、ビタミンC(ビタミンC誘導体)が有効成分として配合されている薬用化粧品は、美白(※1)ケアも可能です。
※1 紫外線によるメラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを予防する
【おすすめレチノール化粧品】Pure Natural(ピュアナチュラル) エッセンスローション リフト

価格:税込880円
<おすすめポイント>
- 軽やかな乳液
- マイルドな使い心地
- ふっくらハリのある肌へ
ピュアナチュラル エッセンスローション リフトは、かなりお手頃価格で、レチノールコスメ初心者さんにもおすすめ。
伸び広がりが良いマイルドな付け心地で、毎日使いしやすいです。オイル感が少なめで、適度な保湿感もあります。
しっかり油分を足したい方にはクリームタイプもおすすめ。とろんっとしたジェルクリーム状で、ベタつきが残りにくいテクスチャーです。
【おすすめビタミンC化粧品】HABA(ハーバー) 薬用 ホワイトレディ【医薬部外品】

価格:税込1,540円/10mL、3,960円/30mL、6,600円/60mL
<おすすめポイント>
- 医薬部外品の美白美容液
- なめらかでつるんとした肌へ
- サラッとみずみずしいテクスチャー
ハーバー 薬用ホワイトレディは、ビタミンC誘導体(※2)を有効成分とした美白美容液。
紫外線によるメラニンの生成を抑えてシミやそばかすを予防。さらに、キメ細やかでスベスベなお肌へ整えてくれます。
※2 L-アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム
【陶器肌スキンケア④】オイル感の強いクリームは控えめに
陶器肌は自然なツヤは必要ですが、強すぎるツヤ、こってり感は不要です。スキンケアでは、オイルリッチなクリームはできるだけ控え、過剰なツヤが出ないように工夫しましょう。
ただし、油分が悪という意味ではありません。特に乾燥肌さんや皮脂の分泌が少ない部位には、スキンケアで油分を補うことはとても重要。明らかな付けすぎや、ベタつきを避けて保湿することが、陶器肌づくりのポイントとなります。
例えば、メイク前は軽めなクリームを使ったり、塗布後にティッシュオフして不要な油分を抑えると効果的です。
【陶器肌スキンケア⑤】洗浄後のスキンケアはしっかり馴染ませる
お肌のキメを整える効果的な方法は、洗顔・クレンジング後に使うスキンケア化粧品を20秒程度じっくりハンドプレスして、お肌に馴染ませることです。
これをやるだけで、保湿成分や美容液成分がしっかり肌に浸透(※3)。いつものスキンケア化粧品でも保湿感がグッとアップし、化粧ノリも格段に良くなります。
ぜひチャレンジしてみてくださいね!
※3 角層まで
【陶器肌の作り方:メイク編】美しくハイカバーするベースメイク方法
続いて、陶器肌を作るベースメイクの方法や、コスメの使い方・選び方を解説していきます。
陶器肌メイクでは、厚塗り感なく肌悩みをカバーし、ほんのり自然なツヤを演出することが大切です。ポイントはこちらの5つ。
<陶器肌メイクのポイント>
- 化粧下地で肌の凹凸・色ムラを整える
- クマ・シミ・赤みはコンシーラーで隠す
- ファンデーションはハイカバーでセミツヤ~セミマットタイプ
- フェイスパウダーはノンパールがおすすめ
- 全アイテム使用量はできるだけ少なめに!
今回は、下地~フェイスパウダーまで使用した陶器肌の作り方をご紹介します。しかし、必ず全て使いましょうという意味ではありません。
肌状態や使用するコスメの機能に合わせて、不要なアイテムは省いてもOKです。
それでは、メイクによる陶器肌の作り方を1つずつ解説していきます。
【陶器肌メイク①】化粧下地で肌の凹凸・色ムラを整える

陶器肌作りでは、化粧下地の時点で肌の凹凸や色ムラを整え、つるんっとした質感を演出ましょう。
下地で肌をフラットに整えておくことで、コンシーラーやファンデが綺麗にのります。厚塗りや化粧崩れ防止にもなりますよ!
化粧下地の塗り方は、指で広げた後にスポンジを使って馴染ませていけばOK。指だけで済ませるよりも下地の密着力が上がり、少なめの量で肌悩みをカバーできます。
化粧下地の使用量目安は、パール粒1個分くらいです。
陶器肌を作る化粧下地の選び方
陶器肌ではお肌の粗をしっかりカバーします。そこで、毛穴とくすみが両方目立つ方はカラー下地が便利。オレンジ、イエロー、ラベンダーは全顔にも使いやすいので、この中から選ぶと良いでしょう。
オレンジやイエローは毛穴やくすみをぼかし、血色感も残せるカラー。オレンジは毛穴が隠れやすく、イエローは健康的にトーンアップし、お肌を白く見せてくれます。
ラベンダーは血色感や黄みを程よく引いてくれるカラー。ブルーやグリーンよりも自然な白さ・透明感を出せるので全顔に使いやすいです。特に純欲メイク等、中国美女っぽく仕上げたい方におすすめ。

陶器肌の下地はツヤorマット?
陶器肌の化粧下地は、ツヤタイプでもマットタイプ(皮脂崩れ防止タイプ)でも良いです。
後のファンデやパウダーで質感をコントロールできるので、下地は多少ツヤが強くてもOK。乾燥しがちな方は、保湿感のある下地が良いです。テカリやすい方は、皮脂崩れ防止タイプの方が陶器肌の質感を長時間キープできます。
部位に合わせて使い分けるのも良いですね。
【陶器肌メイク②】クマ・シミ・赤みはコンシーラーで隠す

陶器肌では部分的な肌悩みも細かくカバーしていきます。化粧下地の後にコンシーラーを使って、目元のクマ、小鼻の赤み、シミなどの色ムラを丁寧に隠していきましょう。
コンシーラーの使い方はとても簡単。気になるポイントにコンシーラーを乗せ、スポンジや指で、やさしくトントンしながら馴染ませればOKです。
コンシーラーの使用量は直径0.1mm程度が目安。重ね塗りしても良いですが、最低限の量で隠すことを意識しましょう。一度手の甲に取ってから顔に乗せると、厚塗りになりません。
また、コンシーラーは肌悩みに合った色を選ぶことが大切です。
<肌悩みに合ったコンシーラーの色>
- 赤み:グリーン
- クマ:オレンジ、イエロー、グリーン
- シミ:ベージュ
クマ隠しに一番万能なコンシーラーの色は、オレンジ。ただし、よりキレイにクマを隠したい方は、クマの種類に応じた色のコンシーラーを選んだ方が良いです。
クマの種類別おすすめコンシーラーは、過去の記事にまとめています。詳しくはこちらをご覧ください。

【陶器肌メイク③】ファンデーションはカバー力のあるセミツヤ~セミマットタイプ

陶器肌作りでは、ファンデーションもカバー力が高いものを使い、お肌の粗を徹底的に隠していきます。
また、ファンデの質感はセミツヤ~セミマットがおすすめ。ツヤにもマットにもより過ぎず丁度いい塩梅に仕上がります。
陶器肌を作るファンデの塗り方やポイントはこちら。
<陶器肌に仕上げるファンデの塗り方>
- ファンデを両頬・鼻・おでこ・あご先に5点置きする
- スポンジやブラシで内側⇒外側に向かって広げる
- 筋ムラを消すように、スポンジでトントン馴染ませる
ファンデの使用量目安は、直径0.5㎝。頬を中心に付けていきます。塗り感が出ないように毛の密度が高いブラシorスポンジを使いましょう。
指塗りだとムラになりやすく、厚塗り感も出やすいです。平たいブラシだとツヤが出やすいので、厚みのあるブラシの方がおすすめ。スポンジは濡らしてから使うと、ファンデのカバー力&密着力がアップします。
クッションファンデの場合は、付属のパフを使ってOK。ただし、筋ができるようでしたら、別途スポンジで丁寧に馴染ませます。
【陶器肌メイク④】フェイスパウダーは必ず乗せる。ノンパールが無難

陶器肌ベースメイクの最後には必ずフェイスパウダーを使います。メイクもちup、さらなる毛穴カバー、テカリ防止などの効果が狙えます。
陶器肌作りにはパールなしのフェイスパウダーがおすすめ。パール入りはツヤが出過ぎてしまうことがあります。ただし、下地もファンデもマットタイプをお使いの場合は、繊細なパールが入ったパウダーでも良いです。
ブラシ塗りは、乾燥肌さんやファンデの段階までに十分カバーできている方におすすめ。粉の付きすぎによる乾燥や厚塗り感を防げます。特に、プレストパウダーはブラシの方がマットにより過ぎず、なめらかな質感に仕上がります。
パフ塗りは、カバー効果を高めたい方や、ツヤを抑えたい方におすすめ。下地もファンデもツヤタイプを使っている方は、パフ塗りの方が陶器肌っぽく仕上がります。
【陶器肌メイク⑤】全アイテム使用量はできるだけ少なめに!

陶器肌ベースメイクでは、色んなアイテムを駆使してお肌を作り込んでいきます。
そこで大切なのが各アイテムの使用量。各アイテムなるべく少量で済ませ、ブラシやスポンジを使って的確にカバーしていきましょう。
特にファンデやコンシーラーの塗り過ぎは厚塗り感が出やすいので要注意。フェイスパウダーも、ブラシは容器の淵で余分な粉をしっかり落とし、パフの場合はしっかり揉み込んでから使いましょう。
【おすすめブラシ】SOO ADOR okhee(スアドール オクヒ) 白玉ファンデーションブラシ PIV01

価格:税込2,800円(楽天価格)
<おすすめポイント>
- 毛の密度が高く厚みがある
- 柔らかな使用感
- 人工毛
スアドール オクヒ 白玉ファンデーションブラシは、韓国のメイクアップアーティストが監修したブラシ。
コスメオタクにも人気の1本です。ファンデを叩きこむように仕込むとカバー力がアップ。撫でるように付けるとツヤ感を表現できます。
【おすすめスポンジ】&be(アンドビー) ブラックスポンジ

価格:税込770円
<おすすめポイント>
- ムラのない仕上がり
- 水あり&水なし両用
- コンシーラーにもファンデにも
アンドビー ブラックスポンジは、メイクの仕上がりが格段に良くなるアイテム。
ファンデもコンシーラーもムラなく馴染んで高密着。まるで肌悩みがなかったかのように、美しい仕上がりを叶えます。
【40代・50代の大人陶器肌の作り方】ファンデは引き上げるように塗る!
ここからは40代・50代の大人陶器肌の作り方を解説していきます。
大人の肌悩みをさらにカモフラージュしたり、大人ならではの魅力を引き立てる陶器肌の作り方をお届けしていきますよ!
<大人陶器肌の作り方>
- テカリは下地で押さえる
- ベースメイクは斜め上に引き上げるように塗る
- ほうれい線や口元のたるみは明るいコンシーラーでカモフラージュ
ここまでご紹介した陶器肌スキンケア&メイク方法と合わせて取り入れてみてくださいね!
テカリは下地で抑える
大人の陶器肌作りで重要なのが、粉っぽい仕上がりを避けることです。そのため、皮脂テカリは下地の段階で予防し、ファンデやフェイスパウダーは乾燥しにくいものを選びましょう。
陶器肌メイクではカバー力を重視するがゆえ、マットな仕上がりになりやすいです。しかし、大人の肌は乾燥しやすいので、ベースメイクをマットに仕上げると、カサつきや粉吹きを起こしやすくなります。
そこで、大人の陶器肌メイクでは、全体はセミツヤに仕上げることを意識し、程よくうるおい感のある肌に整えましょう。
そのためにも、テカリはマットなフェイスパウダーで上から抑えるのではなく、テカリ防止下地を部分的に仕込んで抑えるのが効果的です。
ベースメイクは斜め上に引き上げるように塗る

完璧な大人陶器肌を目指すなら、キュッと引きあがった顔印象を作るのもポイント。
そこで、ベースメイクは内側から外側&斜め上に向かって塗布していきましょう。これだけで、たるみやシワによってできる影を目立たなくし、若々しい肌に見せることができます。
ほうれい線や口元のたるみは明るいコンシーラーでカモフラージュ

ほうれい線や口元のたるみは、自分の肌色よりも明るいコンシーラーを塗ってカモフラージュしましょう。明るいコンシーラーはハイライト効果で、影やたるみをふっくら見せることができますよ!
コンシーラーは、たるみを引き上げるように、横方向に入れてスポンジで定着させます。ほうれい線は、始まり(小鼻の付け根)から数㎝だけに入れるのがコツです。
コンシーラーをほうれい線やたるみに沿って縦に入れたり、ほうれい線全体に入れるのはNG。ハイライトが悪目立ちして、たるみラインが余計に強調されます。
【韓国&プチプラ】陶器肌づくりにおすすめのコスメ
最後に、陶器肌をつくるおすすめのベースメイクコスメをご紹介していきます。気軽に試しやすい韓国コスメやプチプラコスメだけをピックアップしてみました!
陶器肌におすすめの韓国&プチプラ化粧下地3選
numbuzin(ナンバーズイン) 3番 ノーファンデ陶器肌トーンアップクリーム

価格:税込2,600円(楽天価格)
<おすすめポイント>
- サラッと軽い使用感
- 高いカバー力
- 乾燥しにくい
ナンバーズイン 3番 ノーファンデ陶器肌トーンアップクリームは、SNSでも大人気の韓国コスメ下地。1本でも毛穴&色ムラの目立たない肌に整え、肌をパッと明るく見せてくれます。
もしカバー力が物足りなく感じても、上からコンシーラーやファンデを重ねることもできます。
Ririmew(リリミュウ) トーンアップカラープライマー

価格:税込1,760円
<おすすめポイント>
- 肌悩みに合わせたカラー補整効果
- 肌の毛穴・凹凸も程よくカバー
- ウォータープルーフ
リリミュウ トーンアップカラープライマーは肌の色ムラ・凹凸を上品にカバーしてくれるカラー下地。
色の主張が強すぎず、ツヤにもマットにもより過ぎないのが陶器肌づくりにおすすめのポイントです。
また、乾燥もテカリも気になりにくいのが嬉しいところ。保湿成分が豊富なのにベタつきも残らず、サラッと軽い付け心地です。カラー下地初心者さんも使いやすいアイテムですよ。
innisfree(イニスフリー) ノーセバム ブラープライマー

価格:税込1,760円
<おすすめポイント>
- 皮脂テカリ防止
- 毛穴・小じわカバー
- ソフトマット仕上げ
イニスフリー ノーセバム ブラープライマーは、毛穴も小じわもカバーする大人のお肌にうれしい化粧下地です。小じわカバー効果は個人差が出やすいですが、乾燥を気にせず毛穴カバーができるのが魅力的。
サラサラの肌触りに整えてくれる上に、マットにより過ぎないつるんとした仕上がりも陶器肌にうれしいところ。テカリが出やすいTゾーンや、毛穴が目立つ頬などにポイント使いするのがおすすめです。
陶器肌におすすめの韓国&プチプラコンシーラー3選
CandyDoll(キャンディドール) パレットコンシーラー 【WEB限定】

価格:税込1,980円
<おすすめポイント>
- 色ムラを細かくカバー
- ヨレにくい、崩れにくい
- 乾燥しにくい
キャンディドール パレットコンシーラーは、ミント(グリーン)・ベージュ・オレンジの3色がセットになっているコンシーラー。
これ1つでさまざまなクマ、ニキビ跡、シミなどを適切にカバーできます。
硬すぎず、なめらかなテクスチャーでお肌に溶け込むので仕上がりも自然。肌悩みが多い方や、丁寧に陶器肌を作り込みたい方におすすめです。
the SEAM(ザセム) カバーパーフェクション チップコンシーラー

価格:税込720円
<おすすめポイント>
- お手頃価格
- カバー力が高い
- グリーン系やハイライトカラーもある
ザセム カバーパーフェクション チップコンシーラーは、カラー展開が豊富で、肌悩みに合った色を探しやすいです。
また、カバー力も高く毛穴隠しにも効果的。プチプラで使いやすいコンシーラーをお探しの方は要チェックです。

LUNA(ルナ) ロングレスティングチップコンシーラー

価格:税込1,950円(楽天公式ショップ価格)
<おすすめポイント>
- キレイな仕上がりが続く
- カピカピにならない
- 明るめな色が豊富
ルナ ロングレスティングチップコンシーラーは、消費者の声をもとに作られたコンシーラーです。
口コミではデパコス級の仕上がりと好評。カバー力もありながら、ナチュラルにキレイな肌へ整えます。
また、高密着処方でヨレにくいので、鉄壁な陶器肌を長時間守ります。明るめな色も多く、色白さんや、ほうれい線・たるみカバーを目指す方は特におすすめ。
陶器肌におすすめの韓国&プチプラファンデーション3選
TIRTIR(ティルティル) マスクフィットレッドクッション

価格:税込2,970円(楽天公式ショップ価格)
<おすすめポイント>
- 重すぎないツヤ感
- カバー力高い
- 崩れにくい
ティルティル マスクフィットレッドクッションは、高いカバー力のクッションファンデ。
コンシーラーを省いてもキレイな肌に仕上げてくれます。マスクをしている間も崩れにくいのが、口コミでも好評です。
赤・ピンク・黒の3タイプがありますが、陶器肌には赤がおすすめ。オイリーっぽさのないセミツヤな質感を叶えます。
GIVERNY(ジヴェルニー) 密着カバーファンデーション

価格:税込3,300円
<おすすめポイント>
- 崩れにくい
- 静かなツヤ
- カバー力高い
ジヴェルニー 密着カバーファンデーションは、アイドルがステージメイクでも使用するファンデーション。カバー力&密着力が高く、とても崩れにくい処方です。
個人的にはブラシ塗りがオススメ。毛穴カバー&程よいツヤ感が叶います。乾きが早いので、素早く伸ばすのがコツです。
KATE(ケイト) リアルカバーリキッド(セミマット)

価格:税込1,760円
<おすすめポイント>
- 薄付き
- セミマット
- 崩れにくい
ケイト リアルカバーリキッド(セミマット)は、ハイカバーでサラッと肌に仕上げてくれるファンデーションです。
ほんのりツヤを残して、マット寄りな陶器肌に仕上がります。
伸びも良く、ブラシでもスポンジでも使いやすいです。カラー展開も多め。WEB限定色も合わせると、全7色から選べます。
陶器肌におすすめの韓国&プチプラフェイスパウダー3選
rom&nd(ロムアンド) ベターザンフィニッシュ

価格:税込1,500円(楽天公式ショップ価格)
<おすすめポイント>
- パフ&ブラシ付き
- ふわっと毛穴カバー
- メイクもちしっかりキープ
ロムアンド ベターザンフィニッシュは、サラサラ仕上げなプレストタイプのフェイスパウダー。
粉は白色ですが、白浮きしにくく、澄んだ印象の肌に整えます。
ツールが2つも付いていてコスパもGOOD。カバー力をしっかり高めたい時はパフで仕上げ、ふんわり仕上げたい時はブラシの使用がおすすめです。
ZEESEA(ズーシー) シェルシリーズ 「0粉感」ルースパウダー

価格:税込1,899円(楽天公式ショップ価格)
<おすすめポイント>
- 中華美女っぽい美肌に
- 長時間メイクキープ
- 皮脂テカリ防止
ズーシー シェルシリーズ 「0粉感」ルースパウダーは、乾燥が気になりにくいフェイスパウダー。
さらりとマットに仕上がりますが、軽やかでパサつきにくい使用感です。
また、とても繊細な粉質も魅力的。ヴェールを纏ったような、するんとなめらか肌を演出してくれます。
Chacott(チャコット) フィニッシングパウダー モイスト

価格:税込1,980円
<おすすめポイント>
- 乾燥しにくい
- 薄付き仕上げ
- ベタつきも抑える
チャコット フィニッシングパウダー モイストは、乾燥肌さんにとてもおすすめのフェイスパウダー。
保湿効果をもち、乾燥崩れを防ぎます。マスクにも付きにくい処方です。クリアだけでなく、ベージュ系のパウダーもありますよ。
「モイスト」以外にも、さらにハイカバーでサラサラ感が強い「マット」や、パール入りで光沢感を与える「グロー」もあります。この2タイプは皮脂が出やすい方におすすめです。
ということで、今回は陶器肌の作り方を詳しく解説していきました。
陶器肌は毛穴もくすみも完璧にカバーした隙のないお肌。気になる肌悩みもしっかりカバーして、接近戦にも強いお肌を演出できます。
今回ご紹介したスキンケア方法やメイク方法が少しでも参考になると幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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