こんにちは!今回は、初心者さんにおすすめな基本の目元メイクについてご紹介していきます。
目元は顔の中でも特に目立ち、メイク工程も多い箇所。メイク初心者さんの中には「アイメイクの正しいやり方や順番が分からない」「自分のメイクが間違っていないか不安」「いまいち垢抜けない」とお悩みの方も多いと思います。
そこでこの記事では、コスメの資格を持つ美容ライター歴6年の筆者が、初心者さん向けの基本的なアイメイク方法を徹底解説。アイメイクの順番や必要なもの、失敗しないためのコツも細かくレクチャーします!
さらに後半では、アイメイクに最低限必要なコスメ・道具もご紹介。アイメイクのNG例や、修正方法までお届けしていきますよ!
これを読めば、年代やTPO問わず活用できるアイメイクの基本や、簡単&キレイな目元メイクのテクニックを知ることができます。
「どこに行っても恥ずかしくないアイメイクを知りたい」「自分に合ったアイメイクがしたい」「でも難しいのは嫌」というメイク初心者さんは、ぜひ最後までご覧ください!
目元メイクの基本的な順番!マスカラはビューラーの後
それではまず、美容ライター歴6年の筆者が、実際にメイクをしてみた様子をメイクのポイントと共にお伝えします。
目元メイクの基本的な順番は、アイシャドウ⇒アイライナー⇒ビューラー⇒マスカラです。メイク方法によっては前後することもありますが、まずはこちらを基準にメイクをスタートすると失敗しにくくておすすめ。
アイプチ(二重テープ)やアイブロウ等を含めたアイメイクのより詳しい順番は、過去記事で解説しています。気になる方はこちらもチェックしてもらえると嬉しいです。
初心者さんが目元メイクを成功させるコツ3つ
続いて、メイク初心者さんが目元のメイクを上手に仕上げるコツを3つお伝えしていきます。
<アイメイクのコツ3つ>
- 色の出過ぎに注意しよう
- 目頭、目尻、アイホールの位置を確認しよう
- 目の形に合わせてメイクしよう
1つずつ解説していきます。
【アイメイクのコツ①】色の出過ぎに注意しよう
初めてのアイメイクでありがちな失敗は、アイテムの色や液が付きすぎてしまうこと。ブラシ(チップ)に付いた粉や液をダイレクトに目元に塗るのはNGです。
<アイメイクコスメの付け方>
- アイシャドウ:一度手の甲などで余分なアイシャドウを落とす
- アイライン:一度手の甲などで色の出具合や力加減を確認する
- マスカラ:まつ毛に付ける前にブラシをボトルのフチでしごく
メイクは少しずつ重ねながら、濃さを調整していくのが基本。濃いメイクにしたい時も、はじめからアイシャドウやマスカラをたっぷり付けるのではなく、少しずつ重ねます。
【アイメイクのコツ②】目頭、目尻、アイホールの位置を確認しよう
アイメイクを行う際に基準となるのが「目頭」「目尻」「アイホール」の位置。目で見るだけでなく、触って確認しましょう。
自分の正確な目の形・骨格を意識せずにメイクすると、テキトーで雑なメイクに見えます。目を大きく見せたり、立体感を出す効果も薄れてしまうので、きちんと把握しておきましょう。
アイホールの正しい位置や、「まぶた全体」と「アイホール」の違いなどは過去の記事で詳しく解説しています。気になる方はこちらもチェックしてみてください。
【アイメイクのコツ③】目の形に合わせてメイクする
「自分に似合うメイク」「自分の魅力を引き立てるメイク」をするなら、自分の目の形に合ったメイクをすることが大事。特に、二重線の有無や幅の広さによって、アイメイク方法は大きく異なります。
例えば、一重さんが二重さん向けのアイメイクをしても、アイシャドウやアイラインが隠れてしまいがち。逆に、二重さんが一重さん向けのアイメイクをしても何だか冴えない…なんてことはよくあります。
ということで、次の項目では、目の形別に初心者さん向けのアイメイク方法を解説していきます。アイメイクの基本中の基本である「ブラウンカラーの横割りグラデーションメイク」を、目の形に合わせてご紹介します。
初心者さん向け目元メイクの方法【一重編】
まずは、初心者さん向けの一重アイメイクを解説!「アイシャドウやアイラインが隠れてしまう」「目が腫れぼったく見える」などのお悩みを解決していきます。
アイシャドウ:目を開けたときにメインカラーが隠れないように塗る
一重のメイク初心者さんにおすすめな、アイシャドウの塗り方はこちらの3ステップです。
- ベース色を上まぶた全体に塗る。下まぶたにも5㎜幅程度塗る。
- メイン色を①の半分くらいに塗り、①との境目をぼかす。
- 締め色を上まぶたの目のキワに塗り、②との境目をぼかす。目尻側は少しオーバーに塗る。
一重さんが意識すべきアイシャドウのポイントはこちらの3つ。
- 色と色の境目だけをやさしくぼかすこと
- メインカラーは目を開けたときに隠れないよう、広めに塗ること
- 締め色は隠れても塗っておくこと
特に、アイシャドウの色と色の境目をやさしくぼかすことが大事。一重さんは濃淡がハッキリしている方が、目元に立体感が生まれるからです。全体をぼかし過ぎないよう、馴染ませる程度でOK。
また、締め色は目を閉じたときのグラデーションをキレイに見せるために塗ります。手抜き感も出ないので塗っておく方がおすすめです。
目の縦幅や涙袋を強調したい時は、メインカラーを下まぶた全体に入れてもOK。
アイライン:目尻側に少し太めに引く
一重さんのアイラインのポイントは、目尻に太く引くことです。黒目の終わり~目尻より5㎜程度オーバーに、太めのアイラインを引きましょう。
一発描きで太くするのは汚くなるのでNG。少しずつ書き足しながら、ラインを太くしていきます。目尻に二等辺三角形を描くイメージです。
また、一重さんは目のキワにアイラインを引いても隠れてしまうので、引かなくてもOK。おしゃれなアイメイクがしたい日は、キワにカラーラインを仕込んでおくと、目を閉じた時にカワイイです。
ビューラー・マスカラ:まつ毛は根元の立ち上がりが大事!
一重さんのまつ毛メイクは、根元の立ち上がりが最も大切です。そのため、ビューラーもマスカラも根元を中心に使います。逆に中間や毛先には、ビューラーもマスカラもあまり使いません。
<一重さんのビューラーのやり方>
- ビューラーをまぶたにピタッと押し当てる。
- ビューラーでまつ毛の根元を挟み、カールを付ける。
- 手首を返すようにして、まつ毛の中央・毛先を挟む(②よりも力を弱めて)。
- ビューラーを目頭側に傾け、目頭のまつ毛の根元を挟む。
- ビューラーを目尻側に傾け、目尻のまつ毛の根元を挟む。
- 最後にまつ毛全体を挟む。
まつ毛の根元をしっかり立ち上げることで、正面から見た時にまつ毛が長く見えます。中間や毛先にまでカールを付けすぎると、まつ毛が短く見えやすいので要注意。
動画内で使用されているアイプチのビューラーはこちらです。まぶたのお肉を持ち上げやすい設計になっており、まぶたが厚い一重さんや奥二重さんも、根元からしっかりとカールを付けられます。
<一重さんのマスカラのやり方>
- まつ毛の根元にマスカラのブラシを当てる。
- ①の位置でマスカラのブラシをジグザグに動かし、根元に液を付ける。
- マスカラのブラシを根元⇒毛先に向かって梳かすように、スッと抜く(ジグザグしない)。
マスカラを毛先にも塗ってしまうと、重みでまつ毛が下がる原因になります。マスカラも根元を中心に付けることを心がけましょう。
動画内で使用されているエテュセのマスカラはこちらです。繊維入りですが非常にナチュラルに仕上がります。まつ毛をとかしやすい点も魅力的。
初心者さん向け目元メイクの方法【奥二重・狭二重編】
続いて、初心者さん向けの奥二重アイメイクを解説していきます。「目がきつく見えやすい」「二重幅が狭いのが悩み」という方も要チェックです!
アイシャドウ:メインカラーは二重線より広く塗る
奥二重のメイク初心者さんにおすすめな、アイシャドウの塗り方はこちらの3ステップです。
- ベース色を上まぶた全体に塗る。下まぶたにも5㎜幅程度(涙袋部分)塗る。
- メイン色を二重の線より少し広く塗る。目を開いた時に色が隠れないように。目尻側は重ね塗りしてもOK。
- ②と同じ色or締め色を下まぶたの目尻だけor下まぶた全体に塗る。
奥二重さんが意識したいアイシャドウのポイントは、こちらの3つ。
- 上まぶたのキワに締め色を塗らない
- 目尻や下まぶたにアクセントを置く
- 二重線を気にしない
奥二重さんは、二重線より少しオーバーにアイシャドウのメインカラーを塗るのがポイントです。さらに、目尻に濃いめに色を乗せると、奥二重さん特有の大人っぽさを活かしたアイメイクができます。
ナチュラルに仕上げようと、二重線より内側にアイシャドウを塗ると逆効果です。目を開い時に色がほとんど隠れ、目元がきつく見えたり、小さく見える原因に。
締め色も上まぶたには使わない方が、スッキリとしたデカ目効果を狙えます。
アイライン:目尻だけor目のキワは超極細に!
奥二重さんのアイラインのポイントは、目尻だけに引くことです。
奥二重さんや二重幅が狭い人は、目の横幅を強調したメイクが得意。もともと目元がクールな印象なので、アイラインは目尻だけでも十分な華やかさ・存在感を出せるのです。
まつ毛とまつ毛のすき間が気になる場合は、アイライナーを点置きするように間を埋めていきましょう。一気に線を引くのではなく、まつ毛の下側からアイライナーを当てて少しずつ塗りつぶしていくイメージです。
ビューラー・マスカラ:目尻に多めにマスカラを塗る
奥二重さんは、まつ毛も目尻を重点的に強調させるように、ビューラーやマスカラを使います。ビューラーはまつ毛全体に使っても良いですが、マスカラは目尻を中心に付ましょう。
目頭側~黒目終わりのまつ毛には、マスカラを付けないor軽めに済ます方がベター。二重線がまつ毛でなるべく隠れないようにすると、目周りがすっきり見えます。
目頭側のまつ毛にもカールを付ける場合は、透明マスカラやクリアタイプのマスカラ下地でカールを固定するのがおすすめです。
初心者さん向け目元メイクの方法【二重編】
次は初心者さん向けの二重アイメイクをご紹介。「どんなシーンでも使えるポピュラーなアイメイクを知りたい」「二重の良さを活かしたい」といったお悩みを解決していきます。
アイシャドウ:目の際に必ず締め色を塗る
二重のメイク初心者さんにおすすめな、アイシャドウの塗り方はこちらの3ステップです。
- ベースカラーを上まぶた全体に塗る。下まぶたにも5㎜幅程度塗る。
- メインカラーを二重幅に塗る。目の縦幅を大きく見せたい方は下まぶたにも。目尻側だけでもOK。
- 締め色を上まぶたの目のキワに塗る。
二重さんが意識すべきアイシャドウのポイントは、こちらの2つ。
- 色と色の境目をぼかすこと
- 目のキワに締め色を使うこと
二重さんもグラデーションをつくる時は、アイシャドウの色と色の境目だけをぼかすのが大切。二重さんはしっかりめにぼかした方が、パッチリとした元の目を活かすことができます。
また、一重さんや奥二重さんは締め色はカットしても良いですが、二重さんは締め色を使った方が良いです。
二重さんは目を開いていても常にアイラインが見えるので、アイラインを悪目立ちさせないことも大事。締め色があった方がアイラインとの境目が自然に仕上がります。
アイライン:目頭から引いて隙間も埋める
二重さんはアイラインを目頭~目尻まで引いてもOK!最近はくっきりとしたアイラインのトレンドも戻ってきています。お好みに合わせて引いていきましょう。
アイラインを引くときは、まつ毛のキワに細く細く引いていきます。一気に引こうとしなくて大丈夫。少しずつ描き足すように、ラインを延長していきましょう。
まつ毛のすき間も埋めると、より「きちんと感」が出ます。やわらかさも欲しい時はブラウンのアイラインで埋めると、目元がきつくなりません。
ビューラー・マスカラ:ダマのないセパレートまつ毛をつくる
二重さんは、全体を放射状にカールさせたセパレートまつ毛がとても似合います。パッチリとした瞳を、さらに際立たせてくれるのでおすすめです。
ビューラー
まつ毛を根元⇒中央⇒毛先の順に挟み、カールを付けます。あまり力を入れ過ぎるとまつ毛が直角に上がってしまうので、やさしめに。特に、中央と毛先は力を抜きましょう。
マスカラ
根元から付けていきます。根元にマスカラブラシを当て、少しジグザクに動かしたら、毛先に向かってまつ毛を梳かしましょう。
メイクアップアーティスト、兵藤小百合さんの動画がとても分かりやすいです。ビューラーやマスカラのやり方は06:48~スタートなので、ぜひチェックしてみてくださいね!
目元メイク初心者さんが揃えるべき必要なコスメ3つ
続いて、ここまでご紹介してきたアイメイク方法を踏まえ、目元のメイクに最低限必要なコスメをまとめてみました。
初心者さんに揃えてほしいアイメイクコスメはこちらの3つです。
- アイシャドウ(3~4色入ったパレット型)
- アイライナー
- マスカラ
上記の3つが揃っていれば、どんなシーン、どんなアイメイクにも対応可能。ということで、各コスメのおすすめの色味や形状について詳しく解説していきます。
【目元メイク初心者さんに必要なコスメ①】3~4色入ったアイシャドウパレット。繊細なパール入りがおすすめ
目元メイク初心者さんに必要なコスメ1つ目は、3~4色入ったアイシャドウパレットです。色はベージュ系やブラウン系がTPO問わず使えて便利。さらに、繊細なパール入りだとベター。パール入りのアイシャドウはムラなく塗りやすく、ナチュラルに目元を華やかにできます。
3~4色入ったアイシャドウパレットを選ぶべき理由は、アイシャドウのグラデーションを作りやすいから。単色アイシャドウよりもパレットアイシャドウの方が簡単&キレイに目元の奥行きを出せます。
そして多色パレットは色んなアイメイクができるので、TPOや自分に合ったアイメイクをつくりやすいです。
【目元メイク初心者さんに必要なコスメ②】アイライナー。ペンシルでもリキッドでもOK
目元メイク初心者さんに必要なコスメ2つ目は、アイライナーです。アイライナーは主にペンシルタイプとリキッドタイプがありますが、お好みに合わせて選んでOK。
アイライナーの選び方
★ペンシル:ソフトでやさしい印象に。芯が柔らかいものや細芯の方が描きやすい。
★リキッド:キリっとクールな印象に。アルミやカッティングデザインのボトルが持ちやすい&ブレにくい。
色はブラックやブラウンが定番。特に昨今はブラックのトレンドが戻ってきています。しかし、目元がきつくなるのを避けたい方は、ブラウンブラックやグレージュ系を選ぶのも良いです。
【目元メイク初心者さんに必要なコスメ③】マスカラ。繊維なしのコーム型が1番扱いやすい!
目元メイク初心者さんに必要なコスメ3つ目は、マスカラ。特におすすめなのは、繊維が入っておらず、ブラシがコーム型のマスカラです。
繊維なしのマスカラは、まつ毛にキレイに付けやすい&失敗が少なく済みます。昨今は繊維なしでも、まつ毛がしっかり伸びるマスカラが多いので侮れません。
また、コーム型のブラシは、まつ毛を梳かしながらマスカラ液を塗布できるのがメリット。マスカラを重ね塗りしてもダマになりにくいので、初心者さんに打って付けです。
初心者さんが揃えるべきアイメイク道具3つ
続いて、目元メイクに必要な道具をご紹介します。アイメイク道具は色々ありますが、初心者さんに最低限揃えていただきたいのは以下の3つです。
- アイシャドウチップorブラシ(最低1本)
- ブレンディングブラシ
- ビューラー
1つずつ解説していきますね。
【目元メイク初心者に必要な道具①】アイシャドウを塗るチップorブラシ
まず、アイシャドウを塗るために、チップかブラシを用意します。できれば両方とも準備するのが理想的。
- ブラシ:しゃもじ型を1本。ベース色やメイン色をアイホールや二重幅などに塗る時に使う。
- 細チップ:締め色を目のキワに乗せるときに使う。アイシャドウにもともと付いているチップでOK。
ベース色やメイン色はブラシで乗せる方が失敗しにくいです。ブラシは色の濃さを調整しやすく、アイシャドウをムラなく塗布できるので、初心者さんでもメイクがキレイに仕上がります。
チップは狙った位置に濃くアイシャドウを付けられるのがメリット。締め色や涙袋のラメなどを乗せるのに適しています。
ただし、ブラシを用意するのが難しい場合は、ベース色やメイン色も付属の太チップで代用可能。アイシャドウが濃くなりすぎないよう、やさしい力で塗っていきましょう。
ちなみに、指塗りはあまりおすすめできません。アイシャドウが付きすぎたり、狙った位置に付けにくいなど、何かと失敗しがちだから。指塗りでキレイに仕上げるのは結構難しいのです。
【目元メイク初心者に必要な道具②】ブレンディングブラシ
目元メイク初心者さんに必要な道具2つ目は、ブレンディングブラシです。ブレンディングブラシとは、毛足長めのアイシャドウブラシのこと。まぶたに塗ったアイシャドウをぼかすために使います。
ブレンディングブラシを使うと、アイシャドウのグラデーションが格段にキレイになるので、ぜひ用意してほしいブラシです。100均などの安価なものでも大丈夫!
「アイシャドウが濃くなってしまった」「色の境目がくっきりしすぎている」という時も、ブレンディングブラシを使えば、アイシャドウをキレイに馴染ませることができますよ。「ブラシを1つ1つ揃えるのが大変」という方は、ブレンディングブラシも入ったアイシャドウブラシセットがおすすめです。
【目元メイク初心者に必要な道具③】ビューラー
目元メイク初心者さんに必要な道具3つ目は、ビューラーです。ビューラーはまつ毛をカールさせる道具。ビューラーなしでマスカラをしても、くるんっとした上向きまつ毛は作れません。
ビューラーの選び方は、まぶたにフィットするものが好ましいです。ビューラーを目に当ててから選ぶことはなかなか難しいですが、日本人の目元を研究して作られたビューラーだと、使いやすいものが多いです。
また、奥二重や一重さんなど、まぶたに厚みがある方はビューラーのカーブが浅いものがおすすめ。
これをやると目元のメイクが下手に見える!アイメイクのNG例と解決策
ここまで、初心者さん向けの基本的な目元メイクをご紹介してきました。ですが成功例だけでなく、失敗例を知ることも大事。
ということで、アイメイクのNGポイントと解決策を5つまとめてみました。
<アイメイクのNG例&解決策>
- まつ毛が直角に上がっている
- アイメイクがヨレている
- グラデーションが雑
- アイラインがガタガタ
- マスカラのダマが目立つ
こちらも1つずつ解説していきます。
【NGアイメイク①】まつ毛が直角に上がっている
アイメイクが下手に見える原因1つ目は、まつ毛が直角に上がっていることです。まつ毛は、キレイなカール(Cカール)が理想的。
直角に上がっていると不自然に見えます。そして、まつ毛が直角に上がってしまう原因は主に以下の2つ。
- マスカラ後にビューラーをしている
- ビューラーで根元を挟む力が極端に強い
マスカラをするとまつ毛が固まるので、マスカラ後にビューラーをしてもキレイな曲線を描きにくいです。
また、根元を極端に強い力で挟むと必要以上にまつ毛が立ち上がってしまいます。ビューラーはギューッと力を込めなくて大丈夫。自信がない方はまずは優しい力で、根元⇒中央⇒毛先とまつげを挟み、カールが付くまで繰り返してみましょう。
【NGアイメイク②】アイメイクがヨレている
アイメイクが下手に見える原因2つ目は、アイメイクがヨレていることです。
アイメイクの仕上がりをキープするためには、目元の油分に気を付けること。具体的な対策としては以下の5つがあります。
- メイクをする前に、目元の油分を軽くティッシュで押さえる
- 目元へのスキンケアクリーム、乳液の使用量を少なくする
- アイメイクの崩れを防止するアイシャドウ下地を仕込む
- アイシャドウはさらっとした質感のベース色を使う
- 目元にもフェイスパウダーを乗せる
5つの解決策を全て取り入れる必要はありません。できることだけやればOK。まずはメイク前のティッシュオフから始めてみましょう。
【NGアイメイク③】グラデーションが雑
アイメイクが下手に見える原因3つ目は、アイシャドウのグラデーションが雑なことです。
アイシャドウのグラデーションが雑だと、目元に奥行きが生まれず、「ただ何となく塗っているだけ」感が出てしまいます。また、グラデも付けずベタ塗りすると汚く見えやすいので要注意。
アイシャドウのグラデーションを成功させるコツは以下の3つです。
- 1番濃くしたい場所(目のキワや目尻)からアイシャドウを塗る
- ぼかす時はブレンディングブラシを使う
- 色と色の境目だけをぼかす
ブラシやチップにアイシャドウを取ったら、一番濃くしたい場所(目のキワや目尻)にアイシャドウを置き、そこから塗っていきます。濃くしたい箇所にしっかり色が付いたら、眉下(あるいは目頭)に向かってブラシやチップを動かしましょう。
ぼかす時はアイシャドウ全体をぼかすのはNG。必ず色と色の境目だけをぼかし、濃淡をつけます。
【NGアイメイク④】アイラインがガタガタ
アイメイクが下手に見える原因4つ目は、アイラインのガタつきです。安定したアイラインを描く秘訣はこちらの3つ。
- アイライナー(ボトル)の中間あたりを持つ。
- 一気に1本線で描かない。少しずつ描き足す。
- アイライナーを持った手の小指を頬骨に固定する。
特に注意したいのは、一気に1本線で描かないこと。「アイライン」というくらいなので、線を描きたい気持ちになりますが、それは失敗の元です。
少しずつ描き足し、結果的にキレイな線になっていればOK!
【NGアイメイク⑤】マスカラのダマが目立つ
アイメイクが下手に見える原因5つ目は、マスカラのダマです。ダマが目立ってしまうと、まつ毛が汚く見えてしまいます。
マスカラがダマになる主な原因は、マスカラの付けすぎ。具体的な解決策は、こちらの3つです。
- マスカラを塗る前にブラシについている液を、ボトルのフチでしごく。
- まつ毛の根元にだけしっかりマスカラを付ける。
- 極力重ね塗りをしない。
マスカラは、根元にだけしっかり付けるのが正解。まつ毛の根元にブラシを当て、左右にジグザグに動かしたら、中間⇒毛先に向かってブラシをまっすぐ滑らせます。中間や根元までブラシをジグザグ動かすのは間違いです。
ダマになってしまったら、コームやスクリューブラシ、なければ綿棒やピンセットなどでダマを除去してあげましょう。
最後に:アイメイクの修正方法!化粧水で消せる
ということで、今回は初心者さん向けの目元メイクの方法や必要なコスメをご紹介していきました。
様々なコツをお伝えしましたが、最も大事なことは何度もメイクをして慣れていくことです。メイクはやればやるほど上手くなるので、最初は上手くいかなくても大丈夫。
もしアイメイクを失敗して修正したい時は、綿棒やティッシュに化粧水を付けてオフしましょう。マスカラやラメ入りのアイシャドウは難しいですが、アイラインや繊細なパール入りのアイシャドウ程度なら化粧水で消せます。
ちなみに、マスカラの失敗が怖い方は、お湯落ちタイプを使えば、目元に負担をかけず修正しやすいですよ。
今回の記事が、少しでもアイメイク初心者さんの参考になると幸いです。一緒にメイクを楽しみましょうね♡
最後までご覧いただきありがとうございました。
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