こんにちは!今回は、下まぶたがピンクのアイメイク方法5選をご紹介していきます。
昨今のアイメイクは、上まぶたよりも下まぶたが重視される傾向にあります。中でもピンクの下まぶたは人気。涙袋がふっくら見えたり、フェミニンで甘い印象を演出できるのが魅力的です。
その一方で「ピンクは腫れぼったく見える」「ピンクの下まぶたって可愛いけど、やり方が分からない」「下まぶたがピンクなら、上まぶたは何色が良いの?」といったお悩みも多いはず。
そこでこの記事では、数々のメイクレシピを研究している美容ライター歴6年の筆者が、下まぶたをピンクにするメイク方法を5つご紹介!下まぶたにおすすめのピンクアイシャドウやアイライナーも一緒にお届けしていきますよ。
さらに後半では、ピンクの下まぶたに合うアイブロウやリップについても解説。
簡単で腫れぼったく見えないピンク下まぶたメイクを知りたい方はもちろん、メイクのトータルコーディネートに悩む方もぜひ最後までご覧ください!
下まぶたに、ピンクのアイシャドウやアイラインを使うコツ
まずは、下まぶたに使うピンクのアイシャドウ・アイライナーの選び方や使い方を、一緒に学んでいきましょう。
下まぶたをピンクにする時のコツはこちらの3つです。
- 挑戦しやすいのは繊細なパール入りのコーラルピンク等
- 上まぶたは下まぶたよりも控えめに仕上げる
- マットなピンクはグラデーションやコントラストを意識
1つずつ解説するのと併せて、美容ライター歴6年の筆者が、実際にメイクをしてみた様子をお伝えします。
下まぶたにピンクを使うコツ①:使いやすいのは、繊細なパール入り&肌馴染みの良いピンク
「下まぶたをピンクにしたいけど、似合うか不安」という方は、まずは繊細なパールが入った肌馴染みの良いピンクを選んでみましょう。
繊細なパール入りのピンクは、目元をふっくらと見せてくれます。上まぶたにも使いやすく、汎用性も高いです。
さらに、肌馴染みの良いピンクだと腫れぼったくも見えません。具体的にはコーラルピンク、ピーチピンク、ピンクベージュなどが狙い目です。
下まぶたにピンクを使うコツ②:上まぶたは下まぶたより控えめに仕上げる
下まぶたをピンクにする場合、上まぶたのメイクにも迷いますよね。
ということで、下まぶたをピンクにする時のメイクパターンを3つご紹介します。
- ナチュラルにしたい⇒上下まぶたで同じ色を使う。
- 少し変化を付けたい⇒下まぶたのピンクと同系色を上まぶたに使う(パープルやレッド、オレンジ等)。
- 上下まぶたで全く違う色を楽しみたい⇒同じアイシャドウパレット内の色を使う。
上記の方法ならチグハグにならず、まとまりのあるピンクメイクが楽しめます。
下まぶたのピンクを主役にしたいなら、上まぶたは下まぶたよりも控えめにつくるのがポイント。上下まぶたに違う色を使う時も、上まぶたのアクセントカラーは、アイラインや目尻だけなど「ポイント的」に使うと失敗しにくいです。
また、上まぶたに淡いグリーンを仕込むと、腫れぼったさを回避できます。気になる方はグリーンがセットされたアイシャドウパレットを探してみましょう。
下まぶたにピンクを使うコツ③:マットなピンクはグラデーションやコントラストを意識
上まぶたでも下まぶたでも、マットなピンクアイシャドウを使う場合は、グラデーションを付けながら塗ることが大事。ベタ塗りすると腫れぼったく見えたり、雑に見えます。
<下まぶたにピンクでグラデーションを付ける方法>
- メインで使うピンクよりも先に、淡い色(ベースカラー)を下まぶたに全体に塗っておく。
- メインのピンクは、目のキワから外側に向かって薄くなるように塗る。
細いブラシを使うと、グラデーションを作りやすいです。また、目尻⇒目頭側に向かってだんだん細く塗るとタレ目に見せたり、目の横幅を大きく見せることができます。
また、目頭などポイント的に大きめなラメ乗せるのもおすすめ。マットとツヤのコントラストをつくることで、目元に立体感が出ます。
【下まぶたがピンクのアイメイク5選】おすすめピンクアイシャドウ、アイライナーも紹介
それでは、下まぶたにピンクのアイシャドウ&アイライナーを使ったメイク方法を5つご紹介していきます。
おすすめのピンクアイシャドウやアイライナーも一緒にピックアップしているので、参考にしてもらえると嬉しいです!
下まぶたがピンクのアイメイク①:透け感×淡いピンクのラメ
「下まぶたをピンクにしたいけど、濃いピンクが似合うか不安」という方は、透け感がある、ピンクベースのラメアイシャドウを使ってみましょう。ふっくらとした、うるみのある目元を簡単にゲットできますよ。
1色で完結する簡単なピンクアイメイクなので、時短メイクとしてももおすすめです。
メイク方法:上下にアイシャドウを塗り広げるだけ!涙袋の影や大粒ラメを追加しても良し
透け感のある淡いピンクラメメイクのやり方は、アイシャドウを上下まぶたにササっと広げるだけ。パウダータイプならブラシの使用がおすすめです。リキッドアイシャドウなら指で広げてもOK。余裕がある方は、マットで明るいベージュをベースに仕込むと、目元に立体感が生まれますよ。
下まぶたには、涙袋の影を描くのもアリ。さらに盛りたい時には、目尻アイラインの下側や目頭側に大粒のラメグリッターを乗せるのも可愛いです。
ただし、目尻だけでもアイラインは必須。淡いカラーはぼやけて見えやすいので、アイラインを引いて目元にメリハリを持たせましょう。
使用したピンクアイシャドウ:CANMAKE(キャンメイク) アイカラーマジシャン 02 約束
<価格>
キャンメイク:税込み748円
スウィーツスウィーツ:税込990円
今回は使ったコスメはCANMAKE(キャンメイク) アイカラーマジシャン 02 約束。
こちらは人気の限定商品ですが、定番商品ではSWEETS-SWEETS(スウィーツスウィーツ)のスパークリングアイグロス 04などが類似でおすすめです。
肌の色が透けるような発色のピンクは、重ね付しても濃くなりすぎないのがメリット。ラメやパールのおかげで存在感も出せます。
下まぶたがピンクのアイメイク②:浮かない!ピンクの涙袋メイク
「ピンクの可愛い涙袋をつくりたい」という方は、パール入りで肌馴染みが良いピンクアイシャドウを涙袋に塗りましょう。
特に、ピンクベージュがおすすめ。赤みも青みも強すぎないので、涙袋が悪目立ちせず自然に仕上がります。
また、TPOに合わせやすいよう、ピンクアイシャドウのラメやパールは控えめな方が好ましいです。華やかに仕上げたい時は、後からラメをトッピングすればOK。
メイク方法:下まぶたに濃くピンクアイシャドウを塗る!
ピンク涙袋メイクの方法はこちらです。
- 肌馴染みが良く繊細なパールが入ったピンクのアイシャドウを上まぶたに塗る。
- ①と同じアイシャドウを下まぶたに濃く入れる。
- ②の下に涙袋の影を描き、ぼかす。
- 下まぶた(涙袋部分)の目頭~黒目下にお好きなラメを重ねて完成。
上まぶたは、涙袋と同じ色を使ってOKです。もちろん別の色でも良いですが、ナチュラルに仕上げたい方はベージュやコーラルピンクなどの同系色のアイシャドウがベター。
また、上まぶたよりも涙袋に濃くアイシャドウを塗ることで、小顔効果も狙えます。下まぶたのメイクが濃いと、目から口までの距離を短く見せることができるのです。面長解消にも繋がりますよ。
使用したピンクアイシャドウ:excel(エクセル) グリームオンフィットシャドウ GF01 フラワーベース
<価格>
税込1,320円
エクセル グリームオンフィットシャドウ GF01 フラワーベースは、ヌーディで柔らかな印象なのに華やかさも感じられるピンク。パールも上品で、フェミニンな雰囲気を演出します。
ペンシルタイプで涙袋の範囲からはみ出ずに塗れるのもポイント。涙袋の影もペンシルの方がふわっと感が出ますが、しっかりぼかすならリキッドタイプでもOKです。
下まぶたがピンクのアイメイク③:腫れぼったく見えない!濃いマットピンク×大粒ラメメイク
ピンクを全面に出した華やかなアイメイクを楽しみたい方には、上下まぶたともマットで濃いピンクを使うのがおすすめです。
下まぶたのみ、濃いピンクにしたい方は、上まぶたはピンクブラウンやピンクベージュで仕上げてもOK。
また、上まぶたは目尻側だけピンクを塗っても可愛いです。
メイク方法:マットなピンクを広げて大粒ラメをポイント使いする
濃いピンクを使ったアイメイクのやり方を解説します。
- 淡くマットなピンクを上下まぶたに広げる。
- 濃いマットなピンクを上まぶたのアイホールに広げる。目のキワから上に向かって薄くなるようにグラデーションさせること。
- ②と同じ色を、下まぶたに入れる。目尻側から黒目に向かって、細く薄くなるように乗せる。
- 下まぶたの目頭側に大粒のラメやホロを乗せる。お好みに合わせてマスカラやアイラインもピンクにしてOK!
下まぶたに濃いピンクを乗せるときは、細めのブラシを使うのがおすすめ。少しずつ濃く太くできるので、失敗しにくいです。
また、質感のコントラストや色の濃淡をしっかり付けると、腫れぼったくなりません。メインカラーはマットな分、最後に付けるラメはなるべく大粒な方がメリハリが出ます。
使用したピンクアイシャドウ:unleashia(アンリシア) グリッターペディア アイシャドウパレット 07 All of Peach Ade(オールオブピーチエード)
<価格>
3,000円前後
アンリシア グリッターペディア アイシャドウパレット 07は、一見派手な見た目のアイシャドウ。しかし、普段濃いピンクを使わない方にもおすすめできる使いやすさが◎。
透明感のあるラメや、程よい発色のマットカラーが揃っており、色や質感の調節がしやすいのが魅力。
また、ブラウンや淡いピンクなども入っているので、上まぶたをナチュラルに仕上げることもできます。
下まぶたがピンクのアイメイク④:モーヴピンクを使って大人っぽく
大人っぽい印象のピンク下まぶたメイクを楽しむなら、モーヴピンクを使うのがおすすめです。
モーヴピンクとは、少し紫がかったピンクのこと。落ち着きがあり、妖艶さも知的な印象も演出できます。
メイク方法:モーヴピンクは下まぶた全体に入れてもOK
下まぶたにモーヴピンクを使ったアイメイク方法はこちらです。
- 淡いくすみピンクを上下まぶたに塗る。
- くすみパープルを二重幅に塗る(一重さんはアイホール広めor目尻重めに)。
- モーヴピンクを下まぶたの目尻~黒目下に塗る。
下まぶたにモーヴピンクを使う場合、上まぶたは違う色を使うと腫れぼったく見えません。今回はパープルを使用しましたが、グレーやネイビーなども相性が良いです。
ラメを乗せる場合は、大人っぽい雰囲気に合う小粒ラメがおすすめ。黒目下に乗せても良いですし、リキッドグリッターをまつ毛のすき間に点置きするのも上品で可愛いです。
使用したピンクアイシャドウ:CANMAKE(キャンメイク) パーフェクトスタイリストアイズ 14 アンティークルビー
<価格>
税込858円
キャンメイク パーフェクトスタイリストアイズ 14は、イエベさんも挑戦しやすく、大人も使いやすいプチプラのモーヴピンク系パレットです。
Cのモーヴピンクはパレットで見るより赤に近い発色で、ピンクラメがさりげなく入っています。
全体的に青みが控え目なので、「寒色系は苦手だけど、モーヴピンクを使いたい」という方は要チェック!
下まぶたがピンクのアイメイク⑤粘膜ラインで目を大きく見せる
続いて、下まぶたのキワをピンク系のアイライナーで埋める粘膜拡張メイクをご紹介します。
下まぶたのキワをピンク(もしくは赤)で埋めると、粘膜が拡張され自然と目元が大きく見えます。また、目元がうるんだような見た目(泣いた後のような感じ)になり、あざとさや色っぽさも演出できますよ。
トレンドの中華メイクでも取り入れられている方法なので、ぜひ押さえておきましょう。
粘膜ラインの引き方3選:黒目下を避けて引くとナチュラルな見た目に
下まぶたに粘膜ラインを引く方法は、主に以下の3つ。引いた後は、ぼかした方が自然な仕上がりになります。
- パターン1:目頭側と目尻側に引く。黒目下は引かない。
- パターン2:目尻側の目のキワから1~2mm離して引く。タレ目効果大(目頭側は引いても引かなくてもOK)。
- パターン3:まつ毛のキワに沿って目頭~目尻全体に引く。
最もナチュラルな粘膜ラインの引き方は、黒目下以外に引くこと(パターン1)。全体に引くときつく見えることもあるので、メイクや気分に合わせて引き方を変えてみましょう。
使用したピンクアイライナー:ettusais(エテュセ) アイエディション(ジェルライナー) 02 ピンクブラウン
<価格>
税込1,320円
エテュセ アイエディション(ジェルライナー) 02は、ブラウン感強めなピンク。ブラウンっぽいおかげで、色んなアイシャドウとの相性が良く、粘膜ラインが悪目立ちしません。
粘膜色=赤・ピンクのイメージが強いですが、真っ赤・真っピンクな粘膜ラインは逆に浮いてしまうことがあります。もともと目(まつ毛)のキワは赤くないので、粘膜ラインの色はメイクに馴染みやすいカラーであることも重要。
下まぶたにピンクアイシャドウ&粘膜ラインを入れたメイク方法
続いて、下まぶたにピンクアイシャドウも粘膜ラインも入れたメイク方法をご紹介します。
- 上下のまぶたに淡いピンクを塗り、その上に濃いピンクを重ねる。濃いピンクは淡いピンクよりも内側に。
- 下まぶたの際に粘膜ラインを入れる。
- 上下のまつ毛にマスカラを塗る。ふわっと仕上がるブラウンがおすすめ。
- 黒目上や下まぶたの目頭~黒目下にラメを乗せる。
粘膜ラインの引き方はお好みでOK。画像では、目頭から目尻まで引いています。目尻は目のキワから離して粘膜ラインを引くと、地雷メイクっぽくできますよ。
マスカラはブラウンがイチオシ。やわらかさが強調されて優しい印象に整います。
使用したピンクアイシャドウ:rom&nd(ロムアンド) ベターザンアイズ 02 ドライローズ
<価格>
税込1,320円
ロムアンド ベターザンアイズ 02はほんのりくすみがかったピンクが主役のアイシャドウパレット。発色が良く、しっかりとピンク色を楽しみたい方におすすめ。
C以外はラメもパールも一切入っていないマットカラーで、Cは透明感のある多色ラメです。輝きが強く、マットカラーとのコントラストも相まって、とても存在感があります。
最後に:下まぶたピンクメイクにおすすめのアイブロウ、リップ
下まぶたのピンクを主役にする場合、アイブロウやリップの色にも悩みますよね。
ということで、最後にピンクの下まぶたに合うアイブロウやリップについてもご紹介していきます。
下まぶたがピンクでもアイブロウはナチュラルカラーでOK
下まぶた・上まぶた関係なく、ピンクのアイシャドウやアイラインを使った場合、アイブロウはピンク系でも、ナチュラルなブラウンやブラック系でもOK。
特に、肌馴染みの良いコーラルピンクやピンクベージュのアイシャドウなら、アイブロウまでピンクにしなくてもバラバラな感じにはなりません。
眉毛もピンクにするときは、アイシャドウと同系色のアイブロウコスメを選びましょう。まとまりが出て失敗しにくいです。
下まぶたのピンクに合わせてリップを選ぶ
下まぶたのピンクを主役にするなら、リップは下まぶたに使ったピンクと同系色の粘膜カラーを選ぶのがおすすめ。
粘膜リップとは、素の唇っぽい色のリップコスメのこと。青みのある粘膜色もあれば、オレンジっぽい粘膜色もあります。下まぶたのピンクに似た色のリップを選びましょう。
例えば、「ロムアンド ベターザンアイズ 02」のように少しくすみがかったピンクアイシャドウなら、同じようにくすみピンク系の粘膜リップ「ロムアンド ジューシーラスティングティント25 ベアグレープ」等がおすすめ。
逆に「エクセル グリームオンフィットシャドウ GF01」のようにくすみがなく、ややオレンジっぽいピンクアイシャドウなら、コーラル系の粘膜リップ「ビーアイドル つやぷるリップ 08 告白PINK」等が良く合います。
合わせ方が分からないという時は、自分の唇に近い色や、透け感のある粘膜色のリップを合わせると自然に馴染みますよ。
セザンヌ ウォータリー ティントリップ マット M1 ダスティローズはリアルな唇っぽいカラーです。コツは少量を指でポンポンと馴染ませること。透け感が出てとても自然なリップに仕上がり、アイメイクを引き立たせます。
ということで、今回は下まぶたにピンクを使ったアイメイク方法をお伝えしていきました。
下まぶたに大胆に色を入れるのは、慣れるまでは少し躊躇ってしまいますよね。「クマっぽく見えないかな」「これで正解なのかな?」と不安になりがち。
ですが、ピンクは比較的下まぶたに入れやすい色です。血色感・ふっくら感を出してくれるので、むしろクマが目立たなくなりますし、繊細なパールや肌馴染みのピンクを使えば腫れぼったくも見えません。
今回の記事が少しでも、ピンクを使った下まぶたメイクに挑戦したい方のお役に立てると幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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