こんにちは!今回は白湯(さゆ)メイクの特徴ややり方を詳しく解説していきます。
白湯メイクは、「ナチュラルなのに盛れる」と話題のトレンドメイク。SNSや動画サイトでも見かける機会が増えてきました。「ナチュラルメイクなら真似できそう!」「やってみたい!」という方も多いのではないでしょうか。
しかしその一方で、「普通のナチュラルメイクと何が違うの?」「元が良いから盛れているだけでは?」といった疑問も多いです。
そこでこの記事では、数々のメイクレシピを研究している美容ライター歴6年の筆者が、白湯メイクの特徴や、簡単で盛れる白湯メイクのやり方をお届け!奥二重さんや一重さんの白湯メイクのコツも伝授していきますよ。
さらに後半では、白湯メイクにおすすめのコスメや、少し前に流行した純欲メイクや一般的なナチュラルメイクとの違いについても解説。
「白湯メイクやりたいけど、やり方や必要なコスメが分からない」「私に似合うか不安」とう方はもちろん、白湯メイクの定義や由来を知りたいという方も、ぜひ最後までご覧ください。
白湯メイクとは?読み方・特徴・由来について
白湯メイクとは、「お白湯のように素朴で、すっぴんっぽいのに盛れるメイク」のこと。読み方は「さゆメイク」。中国で大流行し、日本でも話題を呼んでいる注目のメイクです。
そんな白湯メイクの特徴は、低彩度な色使いと計算して作り込まれた陰影。具体的なポイントはこちらの5つです。
<白湯メイクの特徴>
- 透き通るような色白陶器肌
- 毛量のあるナチュラル眉毛
- 控えめなアイシャドウ
- 間隔広めな束感まつげ
- 粘膜カラーの艶リップ
特に意識したいのは、白湯メイクにおいてアイシャドウは脇役であるということ。その代わり眉やまつ毛に重点を置き、“すっぴん風だけどパッチリとした目元”を作っていきます。
白湯メイクの由来となったのは、元SNH48である中国の芸能人「鞠 婧禕」さん(ジュー・ジンイー、キクちゃん)。
捜狐.comより引用
色んな方が白湯メイク画像・動画を発信されていますが、この画像の時のキクちゃんが元になっていることが多いです。
ただし、「白湯メイク=彼女のメイクをそのままコピーする」ということではありません。実際、SNSなどではさまざまな白湯メイクが提案されており、キクちゃんのモノマネメイクばかりではないのです。
つまり白湯メイクは、決まった型がない自由度の高いメイク方法。彼女の雰囲気は意識しつつも、自分の顔や目の形と似た人の白湯メイクを参考にすると、盛れる白湯メイクができますよ。
もちろん、キクちゃんのメイクをそのまま真似したい方、「元祖白湯メイク」にこだわりたい方は彼女のメイクを研究してみましょう。
こちらの「Ruby幼熙(ヨンヒ)」さんの動画は、かなり再現度の高いキクちゃんのモノマネメイク動画です。中国語ですが、キクちゃん風白湯メイクの勉強になりますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
【一重さん&奥二重さんもOK】つけまなし!白湯メイクのやり方
それでは、実際に白湯メイクのやり方を細かく解説していきます。
今回は、簡単なのに中華っぽく仕上がる白湯メイク方法をお届け。メイク初心者さんや不器用さんも挑戦しやすい白湯メイクですので、参考にしてもらえると嬉しいです。
二重・奥二重(二重幅が狭い)・一重といった、目の形に合わせたポイントも解説していきますよ!
カラコン編:裸眼っぽいナチュラルなカラコンを付ける(省略可)
まずはカラコンを装着していきます。白湯メイクでは、とにかくナチュラルなカラコンを選びましょう。
<白湯メイクにおすすめのカラコン>
- デザイン:透明感があって裸眼っぽい
- 色:発色が淡いベージュ系、馴染みの良いブルーやグレー系
- サイズ:DIA14.2以下
カラコンの色選びに迷ったら淡いベージュ系が無難。白湯メイク以外にも使いやすいので便利です。
手軽に中華っぽい雰囲気をつくりたい時は、ブルーやグレーのカラコンがおすすめ。ただし、色の主張は控えめで、瞳に馴染む発色のものが良いです。
また、白湯メイクは、カラコンなしでも違和感がでにくいです。カラコンが苦手な方や、裸眼メイクがお好きな方はカラコンなしでもOK。
【ベースメイク編】白湯メイクは色白陶器肌に仕上げる
白湯メイクの大きな特徴1つ目は、毛穴レスな色白陶器肌。ベースメイクでは、毛穴やくすみをしっかりカバーし、マット寄りな質感に仕上げます。
<白湯メイクのベースメイク方法>
- ラベンダーの下地を顔全体に塗布。
- 肌悩みに合わせてコンシーラーを塗布。
- セミツヤ~セミマットのファンデーションを頬を中心に塗布。
- フェイスパウダーを顔全体に重ねる。
1工程ずつ解説していきますね。
白湯メイクの化粧下地はラベンダーが人気
白湯メイクにおすすめの下地はこちら。
- ラベンダーカラー
- 毛穴カバー力がある
- ノンパール
白湯メイクでは顔全体にラベンダーの化粧下地を塗ります。淡い紫がお肌の黄くすみを飛ばし、透き通るような色白肌を演出できますよ。
また、最終的にはマットに仕上げますが、乾燥が気になる方は保湿感のあるツヤタイプの下地を使いましょう。
肌悩みに合った色のコンシーラーを使う
下地の後、ファンデの前にはコンシーラーを使います。
コンシーラーは肌悩みに合った色で使い分けるのがおすすめです。クマにはオレンジ、たるみには明るいベージュを使いましょう。
ただし、クマを多少残すのもOK。「翳り」が出て、儚そう・か弱そうな雰囲気づくりができます。
白湯メイクのファンデーションはツヤタイプでもOK
コンシーラーの後はファンデーションで毛穴をしっかりとカバーします。
化粧下地同様、乾燥が気になる方はファンデもツヤタイプでOKです。
白湯メイクにフェイスパウダーは必須
ベースメイクの最後には、必ずフェイスパウダーを使います。ツヤを抑えマットな質感に整えるためです。毛穴もさらに目立たなくできますよ。
<白湯メイクにおすすめフェイスパウダー>
- ノンパール
- クリア・黄味が控えめのベージュ・ラベンダー系
黄味の強いベージュのフェイスパウダーは、厚塗り感が出やすいので白湯メイクにはあまり向きません。
陶器肌の詳しい作り方は過去の記事でも詳しく解説しています。気になる方はこちらもチェック!
【アイブロウ編】ふさっと毛量のある平行眉をつくる
白湯メイクの大きな特徴2つ目は、ふさっとしたナチュラルな眉毛です。形は平行眉が人気。色はダークブラウン~ブラックに整え、とにかく自眉っぽく仕上げます。
<白湯メイク 眉毛の描き方>
- アイブロウパウダーをブラシに取り、眉毛全体の形を描く。
- アイブロウペンシルやリキッドで毛が足りないところを描き足す。
- もう一度アイブロウパウダーを取り、全体の色味や質感を整える。
自眉がしっかりある方は極力、元の形を活かす方が白湯メイクらしくなります。
平行眉にするために、自眉を剃ったり抜いたりしなくても大丈夫。白湯メイクのアイブロウは平行な形にこだわることより、「自眉感」「フサフサ感」が大切です。
【アイシャドウ編】淡いベージュやピンクでとにかく薄く!
白湯メイクのアイシャドウは、濃い色を使わず、極めてナチュラルな陰影をつくっていきます。
<白湯メイクのアイシャドウの塗り方>
- 淡いベースカラーを上下まぶた全体に塗る。
- ①より少し濃い色を上下まぶたの目尻側に塗る(上まぶたはアイホール全体でも可)。
- 濃いブラウンで上下の目尻にラインを引く。
白湯メイクのアイシャドウの色は、彩度低めの淡いベージュが王道。薄い発色のピンクを使った白湯メイクもあります。目尻側やアイホールに乗せるメインカラーも、色の主張が柔らかなアイシャドウを選びましょう。
また、白湯メイクでは画像「b」のようなやや暗めのトーンをベース(上まぶた全体)に使うことも多いです。しかし、大人顔さんや面長さんは、ベース色のトーンが暗いと目元がきつく見えることがあります。
実際、筆者がそのタイプなので、画像では肌よりも明るい色をベースに仕込んでいます。ベースに仕込むカラーは、お好みに合わせて調節していきましょう。
一重さんアイシャドウのコツ
一重さんは、アイホールのアイシャドウを広めに乗せるのがポイントです。
白湯メイクを始め、中華メイクはメリハリが大事。アイホールに陰影をきちんとつけることで、中華っぽさを演出できます。マスカラ後に様子を見て少し濃くしても良いです。
ちなみにアイホールとは、上まぶたにあるくぼみから、まつ毛のキワまでの範囲のことです。詳しくは、下記記事をご覧ください。
奥二重さんアイシャドウのコツ
奥二重さんや二重幅が狭い方は、目尻側のアイシャドウが濃くなりすぎないように注意します。奥二重さんのアイメイクでは目尻に重点を置く方法が多いですが、アイシャドウが濃いと、白湯メイクっぽさがなくなります。
その代わり、アイシャドウを塗った後、二重幅に明るいコンシーラーを仕込む&二重線を延長するのがおすすめ。
この2ステップで二重が強調され、ナチュラルに目が大きく見えます。
また、マスカラ後に目がきつく見えるのも防げるので、ぜひトライしてみてください。
【切開ライン編】コンシーラーで目の横幅を出す(省略可)
中国の白湯メイクを細かくチェックすると、目の横幅が広い方が多い印象を受けます。
そこで、目の横幅を足したい方は、コンシーラーペンシルを使って、目頭切開ラインを入れてみましょう。
黒やブラウンのアイライナーを使うよりも、白湯メイクらしいナチュラルさを保ちながら目の横幅を延長できます。
ポイントは、切込みを深く下げないようにすること。切開ラインの切込みが深いと、横幅よりも縦幅が出ます。下げることよりも、鼻側に伸ばすような気持ちで浅めの切開ラインを描きましょう。
コンシーラーペンシルは、涙袋用のものでOK。もともと目の横幅がある方は、切開ラインは描かなくても良いです。
【涙袋編】欲張らずにナチュラルに!(省略可)
白湯メイクでは、涙袋もナチュラルにつくります。
使うアイテムは、定番の涙袋専用コンシーラー&影用ライナーでOK。影はシェーディングパウダーやアイシャドウで代用しても良いです。
<白湯メイク 涙袋の描き方>
- 涙袋部分の目頭~黒目下をコンシーラーで明るくする(リキッドでもペンシルでも可)。
- ①を目尻に向かってぼかす。
- ①&②の下に薄く影を描き、ぼかす(極力薄く、ふんわりと)。
ただし、涙袋をつくらない白湯メイクもあるので、お好みに合わせて省いても良し。顔の縦幅を短く見せたい方は、涙袋をつくった方が小顔効果が狙えますよ。
【アイライン編】細めのタレ跳ねラインを描く
白湯メイクのアイラインは、人によって差が出やすい箇所ですが、タレ跳ね型が王道です。
<白湯メイクのアイライン>
- 形:タレ跳ね型
- 太さ:細め
- 色:黒
描き方のポイントは、まつ毛が1本増えたようにナチュラルな長さ・太さで描くこと。目尻ギリギリの3~5㎜手前で跳ね上げると、より中華メイクっぽさが出ます。
ただし、もともとつり目な人は、あまりラインを跳ね上げなくてもOKです。自然にアイラインを流すように描くと、やさしさ&素朴感を演出できます。
また、一重さんや奥二重さんはまつ毛のすき間埋めは行わなくてもOK。二重さんはまつ毛のすき間も埋めておくと、メリハリが出て中華美人っぽく仕上がります。
【マスカラ編】白湯メイクはまつ毛が命!つけまナシでも盛る方法
白湯メイクのまつ毛の特徴は、間隔の広い束感まつ毛です。そのためにつけまつ毛が使われることも多いです。
しかし、つけまつ毛が苦手な方や、白湯メイクのためだけにつけまつ毛を用意するのは面倒という方も多いはず。そこで、つけまつ毛なしでも、白湯メイク風に仕上げる方法を伝授していきます。
<つけまなし!白湯メイクまつ毛の作り方>
- ビューラーも何もしていない状態で、目尻にだけマスカラを塗る。
- 目尻側を中心にホットビューラーでまつ毛をカールさせる。
- 下まつ毛の目尻側だけマスカラを塗る。上まつ毛よりたっぷり濃く。
目尻だけ盛ることで、自まつ毛のようなナチュラルさを保ちつつ、パッチリとした目元を作れます。二重幅が隠れたり、目元がきつくなったりしないので、一重さんや奥二重さんにもおすすめです。
マスカラは、繊維なしのクリアブラックを使いましょう。スッキリまとまり、キレイな束を作れます。
また、ホットビューラーを使うだけでも、まつ毛が束になりやすいです。束感が足りないと感じた場合は、マスカラを追加で塗布し、指やピンセットでまつ毛を数本つまみ、束にしていきましょう。
【ラメ編】ラメはアイメイクの最後にトッピング!
白湯メイクではラメをあまり目立たせません。そのため、パウダーアイシャドウで透け感のある、シンプルなシルバーラメが使いやすいです。
リキッドや粒の大きいグリッター、色の付いたラメなどは華やかすぎて白湯メイク感が薄れるので避けた方が無難です。
ラメの乗せ方は、黒目上と黒目下にラメを置き、そこから目頭側に向かって伸ばせばOK。
ちなみに、マスカラの後にラメを乗せる理由は、ラメの付けすぎを防ぐためです。
マスカラ前は目元の存在感が控えめなので、ラメをたっぷり付けがち。もちろんキラキラな目元も素敵ですが、ラメは控えめな方が白湯メイクらしいナチュラルさを演出できます。
【お好みに合わせて】さらに目元の白湯メイクを盛る方法
続いて、さらに盛れる目元の白湯メイク方法を3つご紹介します。
<もっと盛れる目元の白湯アイメイク>
- アイシャドウやアイライナーを使って、下まぶた目尻のラインを濃くする。
- 赤のアイシャドウやジェルライナーで下まつ毛のキワを埋める(粘膜拡張)。
- コンシーラーで描いた切開ラインのさらに内側に、薄いブラウンのアイライナーで切込みを入れる。
①~③すべてのステップを取り入れても良いですし、1、2個だけ加えても良いです。
下まぶた目尻のラインが濃すぎると、白湯メイクというよりはギャルメイクに近くなります。様子を見ながら少しずつ濃くしてみましょう。
【シェーディング&ハイライト編】ポイントは眉毛下の影&鼻先の光
白湯メイクはアイメイクやチークなどの色彩が薄い分、シェーディングやハイライトでしっかりとメリハリを付けます。眉毛下のシェーディングと鼻先のハイライトが白湯メイクのポイントです。
特に、アイシャドウでまぶた全体に明るいベース色を広げた場合は、眉下にシェーディングを忍ばせることでさらに目元に立体感がup。また、鼻先に丸くハイライトを入れるのは中華メイクの鉄板。お人形のようなツンっとした鼻先を演出できますよ。
極力自然な影と光を入れるため、シェーディングもハイライトも繊細で柔らかな発色が好ましいです。ハイライトは細やかななパールが配合されたものや、スティックタイプがおすすめ。
【チーク編】白湯メイクのチークは極薄ピンク
白湯メイクのチークのポイントは以下の3つです。
<白湯メイクのチーク>
- 入れ方:ごくごく薄く。付けているか分からないくらい。
- 範囲:お好みに合わせて
- 色:淡いピンク
とにかく、白湯メイクのチークは薄~く入れることが大事。極薄チークによる若干の血色感が、すっぴん美人な雰囲気を演出してくれます。
もともと赤みが出やすい方は、チークレスでも良いかもしれません。
チークを入れる範囲はお好みに合わせてOK。大人っぽく仕上げたい方は、黒目下よりほんの少し外側に入れましょう。面長解消を狙うなら横長に入れるのがGOOD。
【リップ編】粘膜色のツヤタイプを使おう
白湯メイクのリップメイクは、粘膜色でぷるぷる、ツヤツヤの唇に仕上げます。
<白湯リップの作り方>
- リップを唇全体に塗り、1分ほど放置後ティッシュオフする。
- 唇中央の内側にリップを重ね塗りする(①と同じ色でも、同系色の濃い色でもOK)。
- ②を指で馴染ませていく。
- お好みに合わせてグロスを重ね塗りしたら完成。
リップを塗る時は、指でトントン馴染ませていくのがおすすめ。ベタ塗り感がなく、内側からじゅわっと血色が出たような唇になります。
また、使用するリップはティントタイプがGOOD。特に①の工程ではオーバーに色を乗せたいので、肌に色が定着しやすいティントが良いです。
ちなみに、「粘膜色」とは、唇そのものに近い色のことです。
パキッと濃い赤や、ビビッドなオレンジ、青みの強いピンクよりも、肌馴染みの良い粘膜色が白湯メイクには最適です。
【プチプラ中心】白湯メイクにおすすめカラコン・下地・アイシャドウ・リップなど
ここからは、先ほど解説した白湯メイクのやり方を踏まえ、白湯メイクにおすすめのコスメやカラコンをご紹介していきます。
白湯メイクおすすめカラコン①:melotte(メロット) Milk puff(ミルクパフ)
価格:税込1,793円(10枚入り)
<特徴>
- 1day
- DIA 14.2mm
- 着色直径 13.3mm
melotte(メロット)は、美容賢者に人気の吉田朱里さん(あかりん)プロデュースのカラコン。裸眼っぽいのにちゃんと盛れるデザインが豊富で、どれも日常遣いしやすいです。
中でもミルクパフは、白湯メイクらしい透明感のある目元を演出してくれます。フチありがお好きな方には、同シリーズの「パールリング」もおすすめ。
白湯メイクおすすめカラコン②:NARERU(ナレル) 師走グレー
価格:1,705円(10枚入り)
<特徴>
- 1day
- DIA 14.0mm
- 着色直径 12.4mm
NARERU(ナレル)の師走グレーは、黒目に自然な透明感が加わったような絶妙な発色。寒色が苦手なイエベさんも挑戦しやすいグレーです。チャイボーグ感強めな白湯メイクに仕上げたい方におすすめ。
他にも、シンプルなデザインのカラコンから、ちょっと攻めたカラーまで幅広く揃っています。
白湯メイクおすすめ化粧下地:CandyDoll(キャンディドール) ブライトピュアベースCC<ラベンダー>
価格:税込1,540円
キャンディドール ブライトピュアベースCC ラベンダーは、発光感が強すぎず毛穴も程よくカバーできる化粧下地。お肌のくすみを補整し、理想的な色白肌を演出します。
白湯メイクにはラベンダー下地が王道ですが、少し血色感が欲しい方はレモンを使ってみるのもアリ。どのカラーも乾燥しにくいので大人のお肌にもおすすめです。
白湯メイクおすすめファンデーション:TIRTIR(ティルティル) マスクフィットレッドクッション
価格:税込2,970円(楽天公式ショップ価格)
ティルティル マスクフィットレッドクッションは、高いカバー力と崩れにくさが魅力のクッションファンデ。隠れにくいたるみ毛穴・開き毛穴もきちんとカバーし、粗の目立たないキレイなお肌に整えます。
擦れにも強く、マスクをしている間も崩れにくい仕様。赤・ピンク・黒の3タイプがあり、白湯メイクにはどれも向いていますが、迷ったら控えめなツヤで仕上がりをコントールしやすい赤がおすすめ。
白湯メイクおすすめコンシーラー:23 years old ダーマシンコンシーラー
価格:税込1,755円
23 years oldダーマシンコンシーラーは、薄付き且つカバー力が高いコンシーラーです。肌馴染みが良く、コンシーラーを付けているのが分からないほど自然な仕上がり。なのに気になる肌悩みは的確にカバーしてくれます。
付け心地も良く、閉塞感や乾燥も感じにくいです。さらに、保湿成分のツボクサエキスやドクダミエキス配合で、肌荒れが気になる方にもうれしい処方。
白湯メイクおすすめフェイスパウダー:CANMAKE(キャンメイク) シルキールースモイストパウダー
価格:税込968円
キャンメイク シルキールースモイストパウダーは、保湿成分が豊富なフェイスパウダーです。ノンパールでサラッとマットな仕上がり。乾燥が気になるお肌にも使いやすいアイテムです。
カラーはシルキーベージュとシアーラベンダーの2色。ベージュは黄味が少なく、下地やファンデで整えた色白肌をキープできます。ラベンダーはより透明感をプラスしたい方におすすめ。
白湯メイクにおすすめのアイブロウパウダー:KATE(ケイト) デザイニングアイブロウ3D
価格:税込1,210円
ケイト デザイニングアイブロウ3Dは、発色や質感をコントロールしやすいアイブロウパウダー。硬めのブラシを使えば、パウダーならではのふわっと感を残しつつも、しっかりと眉の形を描けます。
ナチュラルで濃いめの色展開が多く、中でもEX-5かEX-7が白湯メイクにおすすめ。パレット内の一番明るい色や中間色は、眉下や鼻など細かい部分のシェーディングにも使えます。
白湯メイクにおすすめのアイブロウブラシ:ROSY ROSA(ロージーローザ) ダブルエンドアイブロウブラシ スクリュータイプ
価格:税込693円
ロージーローザ ダブルエンドアイブロウブラシ スクリュータイプは、硬めで細いアイブロウブラシ。くっきりとしたアイブロウが描けます。目尻ラインや粘膜ラインにも使えるので、1本は持っておきたいアイテムです。
片側はスクリューブラシになっており、眉頭をぼかしたり、眉の毛流れを整えるのに便利。また、まつ毛に付いた埃やマスカラのダマを取るのにも使えます。
白湯メイクにおすすめのアイシャドウ:dasique(デイジーク) アイシャドウパレット
価格:3,500円前後
デイジークのアイシャドウパレットは、白湯メイクにぴったり。淡いマットなカラーから、シアーで繊細なラメ、アイラインや涙袋の影に使える色も入っています。
特におすすめなのは、マットな淡いベージュがメインで構成された07(ミルクラテ)。締め色まで柔らかで、白湯メイクとの相性抜群です。ピンクのアイシャドウを使いたい方は、04や08がおすすめ。
白湯メイクにおすすめのコンシーラーペンシル:Cipi Cipi(シピシピ) ポイントコンシーラー ライトベージュ
価格:税込1,100円
シピシピ ポイントコンシーラー ライトベージュは、涙袋や目頭切開を描きやすいコンシーラーペンシル。芯がやや太めで安定感があり、目元にしっかり明るさを出してくれます。
長時間ラスティング処方で崩れにくいのもうれしいポイント。
白湯メイクにおすすめのアイライナー①:LUMIURGLAS(ルミアグラス) スキルレスライナー
価格:税込1,650円
ルミアグラス スキルレスライナーは描きやすさが魅力的なリキッドアイライナー。本体がアルミボトルで適度な重さがあり、跳ね上げラインも安定して描けます。ラインが細くなりすぎないのも白湯メイクにおすすめのポイント。
白湯メイクの定番はブラックですが、目元がきつくなるのが不安な方は、人気のスモアグレージュもおすすめです。
白湯メイクにおすすめのアイライナー②:CEZANNE(セザンヌ) 描くふたえアイライナー
価格:税込660円
セザンヌ 描くふたえアイライナーは、二重線の延長や涙袋の影に定番のリキッドアイライナー。透け感のある極薄発色で、目元に深みをプラスします。
カラーは、影用ブラウン・影用グレージュ・影用ピンクの3色。特に人気なのは影用ブラウンです。黄味が出るのを避けたい方は影用グレージュもOK。
白湯メイクにおすすめのマスカラ①:KATE(ケイト) ラッシュフォーマー(クリア)
価格:1,100円前後
ケイト ラッシュフォーマー(クリア)は、マスカラ塗ってます感がないのに美しく盛れる1本。クリアブラックのマスカラ液が特徴で、まつ毛に自然な存在感とツヤを与えます。
また、コームタイプで繊維が入っていないのでまつ毛を束にしやすいです。つけまなしの白湯メイクにぴったり。
白湯メイクにおすすめのマスカラ②:MAYBELLINE(メイベリン) スカイハイ 01 ブラック
価格:税込1,639円
メイベリン スカイハイは、繊維ナシなのにまつ毛がぐんっと伸びるマスカラです。自まつげが短い方や、下まつ毛をしっかり盛りたい時におすすめ。
アーチ状に並んだ5列のコームで、まつ毛をキレイにセパレートできます。
白湯メイクにおすすめのホットビューラー:Panasonic(パナソニック) まつげくるん EH-SE11
価格:2,000円前後
パナソニックのまつげくるん EH-SE11は、ダブルヒーターでしっかりとまつげをカールアップするホットビューラー。コーム状になっているので、カールする際に自然とまつ毛が束になりますよ。
電源を入れてから約1分で適温になり、本体背面の適温マークが紫からピンクに変化。温めている間にマスカラを塗ったり、アイラインを引いたりできます。
白湯メイクにおすすめのシェーディング:Ririmew(リリミュウ) シアーマットシェーディング
価格:税込1,760円
リリミュウ シアーマットシェーディングは、ふんわり発色で自然な影をつくれます。ブラシに多めに取っても不自然にならないので、初心者さんも扱いやすいシェーディングです。
カラーは、01グレージュトーン(ブルべ向き)と02ベージュトーン(イエベ向き)の2色展開。イエベさんの場合も、メイクでブルべ肌に寄せるなら、01がおすすめ。
白湯メイクにおすすめの使い方
★顔の輪郭に使う:大きめなブラシに、3色を混ぜながら取る。
★鼻や眉下など部分的に使う:真ん中or右の色を小さめのブラシに取る。
白湯メイクにおすすめのハイライト:ettusais(エテュセ) フェイスエディション カラースティック 01
価格:税込1,980円
エテュセ フェイスエディション カラースティック01は、繊細なパールが入ったハイライト。ギラギラせず、濡れたようなツヤ感が白湯メイクとも相性バッチリです。
擦れや汗にも比較的強くて崩れにくいところも魅力的。
白湯メイクにおすすめのチーク:mude(ミュード) フラッターブラッシャー
価格:税込1,980円
ミュード フラッターブラッシャーは、ふんわり薄付きなパウダーチーク。どのカラーも、「もとから血色感のある頬」に見せる超自然な仕上がり。ついチークが濃くなってしまう人や、チークの入れ方に自信がない方も扱いやすいです。
白湯メイクには特に、01、03、04、05がおすすめです。
白湯メイクにおすすめのリップ:rom&nd(ロムアンド) ジューシー ラスティング ティント 25 BARE GRAPE(ベアグレープ)
価格:1,200円前後
ロムアンド ジューシー ラスティング ティントは、人気の韓国コスメリップ。ティントタイプなので色持ちも良く、カラーバリエーションもかなり豊富。自分に合った粘膜カラーのリップが見つかります。
中でも25(ベアグレープ)は、白湯メイクと相性抜群。絶妙にくすみがかった粘膜ピンクで、彩度低めなアイシャドウや、薄付きチークととてもマッチします。もう少しダークに寄せたい方は、24 ピーリングエンドゥもおすすめ。
白湯メイクと純欲メイク・普通のナチュラルメイクの違い
続いて、白湯メイクと純欲メイク・白湯メイクと普通の(日本の)ナチュラルメイクの違いについて解説していきます。
白湯メイクと純欲メイクの違い⇒「彩度」と「ツヤの強さ」
「純欲メイク」は、あどけなさと色っぽさを両立した今年のトレンドメイク。白湯メイクの少し前に流行が始まり、こちらも中華圏発祥なので、「白湯メイクと純欲メイクって何が違うの?」と思うこともありますよね。
ということで、白湯メイクと純欲メイクの違いを下の表にまとめてみました。
違い | 白湯メイク | 純欲メイク |
ベース | 色白陶器肌 | 色白陶器肌 |
ツヤ | 控えめ | 強め |
眉 | 野性的な平行眉 | 野性的な平行眉 |
アイシャドウ | 低彩度で薄い | 青みピンクと多めのラメ |
まつ毛 | 束数少なめ | 束数多め |
リップ | 粘膜色でぷるぷる | ピンク系の粘膜色でツヤ強め |
白湯メイクと純欲メイクの主な違いは「彩度」と「ツヤの強さ」です。
白湯メイクは、全体的にナチュラル。色味は少なく、低彩度でラメも控えめなアイテムを使います。リップも自然な粘膜色なので、落ち着きがあってシンプルなイメージです。
一方、純欲メイクは、白湯メイクより華やかさがあります。アイシャドウ、チーク、リップはピンクを使うのが王道で、上気したような血色感が強いです。ラメもふんだんに使うので、キラキラで艶やかなイメージ。
白湯メイクと普通のナチュラルメイクの違い⇒「ベースの白さ」と「まつ毛」
中国発祥の白湯メイクと、日本のナチュラルの大きな違いは、ベースとまつ毛の作り方です。
違い | 白湯メイク | 日本のナチュラルメイク |
ベース | 色白陶器肌 | 素肌感がある |
ツヤ | 控えめ | 控えめ |
眉 | 野性的な平行眉 | 自眉に合わせる |
アイシャドウ | 低彩度で薄い | ベージュやブラウン系 |
まつ毛 | つけまあり | つけまなし |
アイライン | タレ跳ね | 控えめ |
リップ | 粘膜色でぷるぷる | 粘膜色で自然なツヤ |
白湯メイクでは色白で毛穴の目立たない陶器肌をつくり、束感まつ毛をつくるのが王道。束数は3~5本程度で、基本的にはつけまつ毛を用いることが多いです。
一方、日本のナチュラルメイクは、素肌感を意識したベースメイクが王道。毛穴は隠しても、肌の色はそのまま活かしたり、気になる部分だけカバーすることが多いです。
そして、まつ毛はカールはさせても、つけまつ毛を使うことは少ないです。
最後に:白湯メイクが似合う人・似合わない人!美人じゃないと盛れないの?
今回の記事では、白湯メイクの特徴や、白湯メイクのやり方をお伝えしていきました。しかし、「白湯メイクは、薄いメイクだから私には似合わないな」と感じる人がいるかもしれません。
ただし、白湯メイクは全員似合います。似合わない人はいません。なぜなら、白湯メイクは「自分の素材を最大限に引き出すメイク」だからです。
白湯メイクは、すっぴん風で盛れると言われている反面、「元の顔立ちが良いから盛れるだけでは?」といった意見も上がっています。たしかに、もとが美人だから薄化粧でも十分盛れているという見方も、間違いではありません。
しかし、白湯メイクのゴールは「美人顔をつくること」ではなく、「素朴ながらも美しい雰囲気をつくること」です。そしてメイクの過程で自分だけの「美しさ」を引き立たせ、その結果、自分が盛れる白湯メイクが出来上がるのです。
白湯メイクのコツは、自分の素材の良いところを見つけること。それは誰かと比べてでも良いですし、自分が好きと感じたパーツでも良いです。自分の顔を細かく観察し、自分の良いと感じたパーツを徹底的に引き立てる技術を磨きましょう。
あなたの美しさを引き立てる白湯メイクの参考として、この記事が少しでもお役に立てると幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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